頭が悪いという事
おはようございます。
最近パッティングがクソだと思ったらグリップが30°ほど歪んでいる事に気づいてパットが入らなかった理由にしているゴルフ大好きMADAIです。
さて、今回は「頭がわるい」というテーマについてお話ししたいと思います。
少し過激なタイトルですが、要はコースマネイジメントです。
大事なことだと思いますので参考にしてみてください。
挑戦と無謀
僕はジュニアと回る機会が多いのですが、最近ものすごく上手くなった子がいます。
その子は今中学二年生でスイングも美しいし、「天才」だと思うくらいゴルフの感覚がすごい子です。
まだ、ゴルフを始めて3年弱で線が細い(めっちゃ痩せている)ので飛距離がイマイチでバックティから回るので70台はでていませんがホントにセンスのある子だと思います。
そんな子がたまに「無謀な事」をやってしまう事があります。
僕のホームコースにはpar5のティーショットで絶対に入れてはいけないアゴの高いバンカーがあります。
基本的に入れてしまうとセカンドは出すだけになってしまうんですが、その子が「ワンチャン」と思ったらしくスプーンを持ちました。
案の定バンカーから出ないわけですが、これは「挑戦」ではなく「無謀」なんですね。
そんな時ぼくの先生から
「ゴルフはうまいけど頭がわるい」
と言われています。
ノリ的な感じなのでその子が傷ついたりすることはないですが、そこがなかなか成長しないところではあります。
まあ、多分その子も「やってみたい」と思うんでしょう。
失敗を重ねればやらなくなると思います。
経験値の違い
この話もまたその子の話になりますが、最近のラウンドでグリーン周りの林の中にボールが行ってしまう事がありました。
僕みたいに10年以上ゴルフをやっていると「上から脱出するクラブ」と「下から脱出するクラブ」を持っていくのが常識になっていますが、その子は「ウェッジ」しか持って行ってなかったんです。
基本的に林の中から脱出するには「下から」がほとんどになるので「ウェッジ」だけだと脱出できません。
案の定、木に何度も当たってしまいその子はそのホール+6となってしまいました。
僕たちはその子を「頭が悪い」と言ってイジりましたが僕たちも忘れているだけで、最初の頃は同じことをしていたかもしれません。
その時は選択肢が「ウェッジ」しかなかったんですね。
これは「頭が悪い」のではなくて「経験値が少ない」のかもしれません。
その子はたぶんこれから同じような状況では「下用のクラブ」を持っていくと思います。
それが出来てなければそれこそ「頭が悪い」になってしまいますね。
という事で今回は
「頭が悪いという事」
というテーマでお話しさせていただきました。
参考になりましたでしょうか。
今回は一人のジュニアの子をモデルにお話ししましたが、経験が少ないうちは選択肢が少なくてうまくいかない事もあるかとは思います。
その子はホントにセンスのある子で「飛距離」が身に付けばバリバリのゴルファーに成長するんじゃないかと思います。
そんな子でも「非常識」なミスをするのでゴルフは経験値が大事なんだと思います。
皆さんも一度ミスした事を経験値に変えて同じミスをしないようにしてみましょう。
僕はその子を応援しています。
ではまた・・・
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