見出し画像

ナイフは銃刀法違反!?釣りや魚突きのナイフで気をつけておくべきこと!

釣りや魚突きをするときに必携となるのはナイフやハサミですよね。

魚の脳を締めたり、血抜きをしたり、あるいはその場でさばいたり。

そんな必ず持っていきたいアイテムですが、釣具メーカー以外の刃物を持っていくと銃刀法違反になる可能性があります。

規定をみてみると、

刃の長さが6cmをこえる刃物については、

銃砲刀剣類所持等取締法第22条
「何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない。」
これに違反した場合2年以下の懲役又は30万円以下の罰金

と設けられています。

つまり、6cm以上のナイフは何の理由もなく持ち歩いてはいけないのです。

しかし、「釣りや魚突き」は正当な理由になります。

6cm以上あるナイフやハサミは普通に釣具屋で販売されております。

それでも、ナイフを安易にぶらさげていたり、たくさん所持したりすることはやめておいた方がいいでしょう。

また、
6cm未満の刃物でも軽犯罪法で違法となる場合があります。

軽犯罪法第1条2号
「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者は、拘留又は科料に処する」

なのでやはり、正当な理由なく刃物を持ち歩くことはやめておきましょう。

ナイフの選び方

いつも言っていますが、あまり安価なものはやめておきましょう。海水は塩なのですぐにボロボロになります。

市販されている釣具などは、だいたいステンレス製だと思いますが錆びにくい素材のものを選ぶといいでしょう。

ハサミもしっかりしたものを用意しておくと便利です!
ナイフで魚のエラを外すのは現場では苦労することがありますが、しっかりしたハサミがあるとエラを「パチンパチン」と切ることができます。

刃物の手入れも大事ですよ!
ナイフやハサミを持ち帰ったら真水で洗ってください。

ナイフに切れ味は必要?

海で使うならそこまで切れ味は必要ないです。

魚突きで使うナイフは脳締めと血抜きさえできれば切れ味いらないです。

むしろ切れ味あるナイフの方がかえって危険です。

私の実体験ですが、

魚突きをして獲った魚に脳締めで頭部をナイフで刺したときに、魚が暴れた反動で指を切ってしまいました。

それもかなりの出血です。
どっちの血抜きをしているか分からないぐらいw
その傷はいまでも左の親指に残っています。

海中でナイフを扱うのは基本的に不安定な状態で刃物を扱うことになりますよね。

海中にまな板があるわけでもなく、魚を押さえおくこともできない。魚を水中で持ってナイフで刺す行為は難しいのです。

そんな不安定な状態なのに、切れ味のあるナイフを扱うのは非常に危険ですよね。

指を切ったときのナイフはそこまで切れ味よくなかったので軽症ですみましたが、切れ味のいいナイフだったとしたらゾッとします。

なのである程度切れるもので十分です。

切れ味のいい刃物を扱うのは家に帰ってからにしましょう。

今回は釣りや魚突きで刃物の気をつけたいことを紹介しました。

やはり刃物です。

持ち運びにも気をつけるべきですし、扱いにも気をつける必要があります。

子連れで釣りに行くひとは、子供にも刃物の注意をしないといけません。

刃物の扱いには充分に気をつけください!

Instagram

https://www.instagram.com/madamadashimada

ありがとうございます。いただいたサポートによって私が出世魚のように進化します。