動画編集に使用しているヘッドホン
こんにちわ。皆様動画編集に使っているヘッドホンは何をお使いでしょうか?
モニターヘッドホンで定番のSony MDR-CD900ST?
ノイズキャンセリングヘッドホン?無駄に高すぎるハイエンドヘッドホン?
人によって多種多様なヘッドホンを使用しているが
自分は今年の7月に発売されたNTTソノリティから発売されたヘッドホンのnwmONEを推していきます。
詳しいレビューなどは各所サイトで説明されているので動画編集時に使用した際はどうなの?を中心に記事を書いていこうと思います。
下記製品のレビューサイト
nwmONEとは
NTTソノリティが開発及び販売されているフルオープン型ヘッドホン。耳を圧迫しない今までにはなかったタイプのヘッドホンのため長時間の利用でも耳が痛くならず重さも軽量なので頭が重くならないいいことづくめのヘッドホンになります。
フルオープン型にも関わらず謎の技術により周囲への音漏れも少なく気軽に使用できるのも特徴の一つです。
動画編集としての利用
そんな色々と便利なnwmONE ですが各サイトのレビューを見る限りでは音楽鑑賞、リモートワークでの利用の解説はあるが動画編集として使用されている際の記事は自分が見た限りではなさそうです。
自分が実際に動画編集で3ヶ月以上使用した感想としては以下の通りです。
とにかく耳が疲れない
まず感想をいうならこれに限る。動画編集は長時間の作業になりがちになる為に一日中装着していることも頻繁です。
自分もこのヘッドホンを買うまではソニーのワイヤレスヘッドホンを有線接続で編集をしていましたが、長時間の編集作業後にヘッドホンを外すと「耳が痛い、頭が重い」状態になり毎度疲れ切ってしまいます。あとはヘッドホンのイヤーパッドが汗まみれになり清掃も面倒です。
nwmONEに交換してからは耳が本当に疲れなくなり耳元を圧迫しないシリコン製のリングの作りでまったく痛くなりません。圧迫されないから耳が蒸れずに汗もかきづらくなり不快感もなし。これらの煩わしさから解放されるのは編集しながら生活している人間には最高のガジェット機器だと実感させられました。
音源再生も普通にいい
音の出力もいい。個人的にこの手の利便性優先のオーディオ機器は音質が悪いイメージを持っていたがこのヘッドホンでそのイメージが払拭されました。
ワイヤレス接続がメインのヘッドホンではあるがUSBによるケーブル接続にも対応しているためスマホ、パソコンへのアクセスも容易である。
USB接続時の音質はハイレゾ再生には満たしていないスペックではあるが必要十分の音質です。耳元でスピーカーを鳴らすようなヘッドホンになるため逆に未体験な感覚に陥ります。
音の出方を変えたいならスマホの公式アプリのイコライザー機能で音質調整もできますから不満はないかと。
自分が感じたnwmONEのデメリット
全てにおいて便利そうに見えるヘッドホンですが、それでも不満点がいくつかありました。これから購入を考えようとしている人は参考にしていただければと思います。
音源出力が不安定
USB接続時にたまに発生。音源が出力されなくなる。サウンド関連のプロパティを開くと音は鳴っているのに音が出ない状態になる場合があります。このヘッドホンはマルチポイント接続に対応しているためスマホとパソコンへ同時接続した際、機器への切り替えがたまにうまくいかず再生出来なくパターンがアリました。その時はヘッドホンの電源を入れ直すと解消されます。
価格が微妙に高い。折りたためない。
ハイレゾ対応でもないヘッドホンで39500円します。これは正直いって価格に見合う音は出していません。
音質的には2万クラスのヘッドホン。
この値段ならもっといい音を出すヘッドホンはいくつも有ります。この4万円に近いヘッドホンは音質以外のメリットを得るためにこの値段になったと考えるべきだと。
あとは折りたためないのが微妙に不便。折りたためたら持ち運びも容易だと思いますので次回も同じヘッドホンを出すならそこを改善して欲しいかなも感じます。
ヘッドホンのイヤーパッドにあたる部分が故障した際は基本メーカーへ修理依頼
普通のヘッドホンならイヤーパッド部分が破損した場合、機種によっては予備のイヤーパッドなどがメーカー直販やAmazonなどの通販サイトで購入し自分で交換ができますがnwmONE の場合はイヤーパッドにあたる箇所が耳に優しいシリコン製ゴムになっています。説明書には取り外し不可とのことなのでシリコンのところが劣化した際はメーカーに送り有償交換になる流れになると思われます。
壊れたときはその手間が苦にならないかも購入する動機の一つです。
環境音が大きい場所では編集に不向き
フルオープン型ヘッドホン故に避けらないことですが環境音が大きいときは編集時は逆に使いづらいです。
編集中は作業に没頭するためヘッドホンからでる音にも耳を傾けなければなりません。
その中にうるさい環境音のノイズが入ってきてしまうと作業がままならなくなる可能性があります。
ある程度の雑音なら外から聞こえてきても問題はないでしょうが人の声などもダイレクトに耳へ入ってきてしまうので注意が必要です。
まとめ
どういった人が編集で使いたいヘッドホン?
自分だけの環境で長時間編集したいが耳が痛くならず快適に作業をしたい。外から入ってる多少の環境音を気にしない人向けのヘッドホンだと思います。
使うのに向かない人は?
神経質で周りの音が気になって編集するのに集中できない人にはまったく向かないヘッドホンです。そういった人は普通のヘッドホン、ノイズキャンセリングヘッドホンを使用された方が幸せになれるかと。
やはりネックなのは価格でしょうか。某友人も実機を装着、試聴した後に欲しいと言ってましたが4万円の価格に躊躇してまして購入には至らなかった話もありました。
2〜3万円クラスで買えるならコスパのいいヘッドホンだと個人的には思います。
編集してる方がこの記事を見てnwmONEに興味を持っていただければ幸いです。仲間増えろ。
あと関係ないですがASMRの音源聴くならすごくおすすめです。
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