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岩谷麻優 VS Sareee 2024.4.27@横浜BUNTAI
2020.2.8
本来2人が闘う予定だった日から、4年以上の月日が流れ、遂に実現!
”遂に”という言葉がこれほどハマることが、
どれだけファンが待ち望んでいたかを端的に表現している、そんな一戦。
個人的にも初の女子プロレス観戦をしたのが、この2020年2月8日の後楽園ホール。そして本来組まれていたのが正にこのカード。
なんだか感慨深いのです。
あの時よりも更にスケールアップした2人が相まみえるのは、
期待ももちろんありながら、一方で不安があったのもまた事実。
というのも、一人は「スターダムのアイコン」であり、天真爛漫が代名詞の今最も知名度のある女子プロレスラー。
片や「太陽神」のキャッチフレーズを持ち、はじける笑顔とハードヒットプロレスが売りの名勝負製造機。
お互い天性の明るさという共通点はあるものの、
プロレススタイルの違う2人。
交わるのか、交わらないのか。さぁどっち!
そんな気持ちを抱えながら、遂に2人が向き合う。
そして、かかるタイトルは強さの象徴「IWGP世界女子王座」
岩谷麻優が死に物狂いで奪ったベルトであり、
強さを追い求めるSareeeにとっても喉手の勲章。
戦いを追う過程は省きますが、結論は意地と維持、相手の技を受ければ受けるほどエスカレートする、まさに死闘!
躊躇なく顔面に入れ合うお互いの打撃に呼応するかのように場内のボルテージは上がり、そして観衆皆が呼吸する間を失うような展開が続く。
フィニッシュは岩谷必殺の二段式ドラゴンスープレックス!
死闘を終えた後の2人共が悔しそうな表情をしていたのが印象的で、当然のように今年のベストバウトとして心に刻まれました。
期待を超えただけでなく、次の闘いにもつながる至高の一戦。
それが