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週10時間の副業PMでも、ジュニアPMとタッグを組めば進捗を出せる説

こんにちは、PMをしているmacyamazakiです。

今回は自分自身でPMを経験してきて、そしてPMの採用プロセスにも参画した経験から、スタートアップでのPMの採用難易度がめちゃくちゃ高いことに気づきました…

そして副業PMでどう価値を出すのか友人からの相談が多いです。自分自身も一時期同じ問題で悩んだことがありました。

副業スタートからでもOKというPM求人もよく目にしますが、実際PMの仕事って週10時間じゃコアなところまで関われない・結果にコミットできないしそれって本当に幸せなのかな?と疑問に感じます 🤔

サンプル数は少ないものの、現在お手伝いさせていただいているスタートアップで、
ジュニアPMとペアになってタスク分配すると、上手くいって成果が出せた』 のでノウハウの共有です!!
☝🏻注意☝🏻 : 実体験のサンプル数1なのでもっとブラッシュしていきたいです。

副業でPMをされているシニアPMの方や、PM採用にお困りの方の役に立てたら嬉しいです!

読んで欲しい人たち

・PMが採用できなくて困っているスタートアップの採用担当、経営層
・副業でPMやってるけど、価値が出せているか不安なシニアPMの方
・新卒でPMになりたいけど、機会がないジュニアPM候補の方

先に結論です

  • 結局、フルタイムのシニアPMを採用できることが一番良いです🔥

  • けど、、、現実的にフルタイムPMが採用できない場合でも副業PMにアウトプットを出して欲しい場合は、週10時間のシニアPM + 週30時間のジュニアPMのコンビを作るとワークする…!(はず)

    • フルタイムPMが採用できるまでの繋ぎの体制としてアリなのでは!

  • 具体的なやり方はコンビネーションの構築方法、コミュニケーション手法は記事本文の中に書いています。

アイシールド21 蛭魔妖一 のセリフの通りです


登場人物 : シニアPM🧔🏻‍♂️ & ジュニアPM👱🏽‍♂️

まずここで想定している副業しているシニアPMの方のイメージです ↓

こんな感じの副業のシニアPMの人がいたとして、、

副業シニアPM🧔🏻‍♂️ の課題:
副業PMは稼働ができても週10~15時間ほど。少ない稼働時間だと価値が出しにくい…

少ない稼働時間に対して、コードを書くことやデザイン以外の業務全てがPMに振られてきますよね… 副業の人であってもPMであれば、膨大なタスクが舞い込んできます。

副業を始めてすぐに目の前のことをこなす業務で手一杯になってしまう

結果的に、経験のある副業PMの人が戦略を立てたり、全体最適になるような動きを取るのは非常に難しいです。

↓ もう1人の登場人物ジュニアPM👱🏽‍♂️ のイメージ

実はPM志望の学生は増えているがインターンできるチャンスが少なくて困っている

ジュニアPM👱🏽‍♂️ の課題:
→ 実感として、PM志望の学生はいるが、インターンできるチャンスが少ないので困っている。


各登場人物のメリット

  • 副業のシニアPM

    • 週10時間ほどの稼働時間でも目の前の作業に追われることが少なくなり、会社の価値最大化に目を向けられるようになる → レバレッジの効いた働き方ができる

  • ジュニアPM

    • 実践が命のPMキャリアで、PMとしての貴重な経験を積むことができる

  • 会社側

    • 今まであまり採用してこなかった副業のPMを有効活用することができる

    • 快適に働いた副業のシニアPMがフルタイムでJoinしてくれる可能性がある

ジュニアPM👱🏽‍♂️ の採用方法

ジュニアPMの採用は、大きく分けて以下の3つだと思います。

① 実際に副業するシニアPMが連れてくる

② 副業先がWantedlyなどの採用媒体を使って採用してくる

③ 既に副業先に学生インターンでPMに興味と素養がありそうな人をジュニアPMにコンバートしてもらう

ジュニアPMの採用は、既に在籍しているインターンにコンバートしてもらうのが1番手っ取り早いです。理由はその会社自体のドメイン知識を既に持っていて、社内のドキュメント化されていない知識に対してアクセスできる可能性が高まるからです。


副業シニアPM🧔🏻‍♂️ & ジュニアPM👱🏽‍♂️ 仕事法

仕事の分け方としては以下になります。

・手を動かす系はジュニア👱🏽‍♂️ がほとんどを担当する
・シニア🧔🏻‍♂️ がジュニア👱🏽‍♂️ のアウトプットのレビューとフィードバック
シニア🧔🏻‍♂️ は目先のことではなく、次の1週間や1ヶ月、さらにその先を考えたりミーティングに参加する

1例としてPMの企画→開発の業務フローではこのような流れで仕事をします


副業シニアPM🧔🏻‍♂️ & ジュニアPM👱🏽‍♂️ のコミュニケーション

1時間など長いミーティングを少数(週1で)やるよりも、短いミーティングを高頻度で行う方がおすすめです。

以下が実際の例です ↓

  • 1日の初めか終わりにチェックインで1on1 15分

    • 話す内容は、昨日何をやったか、今日何をやるか、ブロッカーの削除、アウトプットへの口頭でのフィードバック

  • 週1で 1on1 30分~60分

  • Slack でのコミュニケーション

    • タスク進捗50%くらいでシニアPM🧔🏻‍♂️ が確認してジュニアPM👱🏽‍♂️にフィードバック

    • タスク進捗90%くらいになったらシニアPM🧔🏻‍♂️が巻き取って微調整


起きそうな課題と解決法

🤔 ジュニアPMが、PM初心者だった場合は?

  • そもそもジュニアPMを採用する時点で エンジニアかデザイナー、CS経験のあるジュニアPMを採用したほうが良い と思っています → 0からのスタートではなくなるので割とキャッチアップが早かったりします。

  • とはいえPMとしての業務は初心者だと思うので、初期は業務を一緒に行うと段々と自走できるようになります。

  • 読んでおいてほしい記事や本などは事前に共有しておく → 自分がジュニアPMように作った読んでおいて欲しいインプットが雑にまとまったNotionも貼っておきます

もっとありそうなので思いついたら & 課題に直面したら更新していきます。


結論(2回目)

  • 結局、フルタイムのシニアPMを採用できるのが一番良いです🔥

  • けど、、、現実的にもしフルタイムPMが採用できない場合でも副業PMにアウトプットを出して欲しい場合は週10時間のシニアPM + 週30時間のジュニアPMのコンビを作るとワークする…!(はず)

    • フルタイムPMが採用できるまでの繋ぎの体制としてアリなのでは!

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