ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2019.5.10.公開)
今回は
『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』です。
あのレイフ・ファインズ監督作。
ソ連出身の伝説的なバレエ・ダンサー、
ルドルフ・ヌレエフの伝記映画。
監督は出演もしているレイフ・ファインズ。
バレエ・ダンサーを役者として起用していることもあり
バレエのシーンの迫力は凄い。
そしてクライマックスの亡命シーンの緊張感。
ヌレエフの指導教員役を演じたレイフ・ファインズを含め
基本的にロシア語で表現されているのも良い。
それによりヌレエフが英語を覚えていく部分や、
コミュニケーションで苛立つ部分も描けている。
ロシア(ソ連)の文化が好きなレイフ・ファインズだからこそ描けた内容だと思うけど、
ロシアの人からはどう評価されるのかも気になる作品です。
自分は本作を昨年の東京国際映画祭で鑑賞。
自分が観た回の上映後Q&Aには、
プロデューサーのガブリエル・タナが登壇。
(質問)
レイフ・ファインズがこの題材を選んだ理由は?
ガブリエル・タナ
「まずレイフはロシアという国と文化が好きなのです。
ただ今回はヌルエフがいろいろな文化に出会っていく過程を
自分に重ねていたのではないかと思います」
レイフ・ファインズのQ&A付きの回もあったのですが、
自分はその回を観れず(悔しい!)
text by ronpe