愛と銃弾(2019.1.19.公開)
今回は
『愛と銃弾』です。
イタリアの兄弟監督、
マネッティ・ブラザーズ監督作品。
殺し屋の出てくるアクションであり、
ラブロマンスであり、
唐突に歌い出す、
かなり不自然さを感じるぐらいに入ってくるミュージカル要素。
マネッティ・ブラザーズは以前の作品『僕はナポリタン』での音楽の使い方も良かったですが、
本作も独特のエンタメ作品となっています。
以下は、イタリア映画祭2018で『愛と銃弾』が上映された際に登壇したマネッティ・ブラザーズ(アントニオ・マネッティ、マルコ・マネッティ)のQ&A。
(ジャンルについて)
アントニオ・マネッティ
「私たちは映画をつくるときにジャンルを一切考えない。映画を作ろうとする。ジャンルをまったく考えないので最初はスリラーのようだったのにコメディになった。そこに音楽を入れたらこのようになりました」
(脚本について)
マルコ・マネッティ
「脚本は前作(「僕はナポリタン」)も同じだが、僕らともう一名の脚本家、三人で作っている。とにかくロマンチックなものにしたかった。ミュージカルにしたかった。三人でブレインストーミングして、アイデアを出し合った」
(参考にした作品)
マルコ・マネッティ
「私たちは映画が大好きなので無意識に多く作品から影響を受けています。アジアにいるから云うわけではないが、中華圏の映画、日本映画の影響はあると思う。ジョン・ウーの映画にはかなり強く影響を受けていると思います」
text by ronpe
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