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マルリナの明日(2019.5.18.公開)
今回は
『マルリナの明日』です。
インドネシアの
モーリー・スリヤ監督作。
集団の強盗に家で襲われるが
返り討ちにした未亡人のマルリナ。
彼女は正当防衛の殺人を知らせるために
警察へ向かう。
一章が殺人、
二章が警察への旅、
三章が出頭
なのですが、
その先に驚異の四章が待っている。
死と生が連続、
または同時に存在するカットの衝撃。
ブラックコメディのように感じる部分もあれば、
引いた絵が本当に素晴らしいカットも多数。
イメージしてたインドネシアとは
まったく違った雰囲気の映画で
最高に楽しめました。
自分は2017年の東京フィルメックスにて本作を鑑賞。
(フィルメックス上映時タイトル『殺人者マルリナ』)
上映後Q&Aには、
モーリー・スリヤ監督が登壇。
(企画のスタートは)
「実はインドネシアの有名な映画作家ガリン・ヌグロホからある物語を持ちかけられた。
プロデューサーに相談したところ是非やろうとなった」
(オリジナル脚本ではないとのことだが何か変更を加えたか?)
「変えなかったところを説明します。
それはあらすじです。
基本的に変えてません」
(歌詞のある曲に字幕が出なかった)
モーリー・スリヤ監督
「撮影地の島の歌で、
地元の言葉であり、
私も意味はよくわからない。
地元の人も正確にはわからないそうです。
遠距離の人を想う歌とのことで気にいって使いました」
『マルリナの明日』劇場情報
https://marlina-film.com/#sct_theater
text by ronpe