MACS 口腔顎顔面外科 : ソウル大学校 歯科大学卒業
こんにちは!
骨手術に関連し起こり得るリスクは大きく4つあります。
1)いびき
2)頬のたるみ
3)小鼻の開き
4)麻痺
皆さんからよく聞かれる質問なので、関連し誤解されている部分と私の見解を整理してみました。
1. いびき
原因
韓国、日本では中観面が陥没していたり、下顔面が突出している3級不正咬合が多いため ほとんどの場合、上顎を少し前に出したり、後方の奥歯を上に上げる時計回りの回転と 下顎を後方に移動させる様な手術計画が多いです。
特に日本の方は中顔面が長くて解剖学的な部分を無視し審美的ドラマチックな効果を求めて発生してしまった副作用だと思って頂けたらと思います。 気道を狭くならないようにしながらも手術をするのが手術者のノウハウだと言えるでしょう。
見解
ですが…
顎矯正手術と気道空間の関係について多くの研究が行われてきましたが、まだ明確な合意には至っていません。 多くの論文やレビュージャーナルを参考にし、それなりの意見を差し上げますので、ご参考ください。 顎矯正手術によって(特に下顎の後方移動)手術直後に気道空間の変化が生じるのは事実であり、いびきが生じる場合があります。 ただし、下顎の後方移動により小さくなった気道空間を上顎の奥歯部位、後上移動(時計回り)で全体的な気道空間を増加させることが可能です。 しかし、手術後時間が経つと、舌や口腔内の筋肉は緩和されますので
完璧ではありませんが手術後数ヶ月が過ぎれば元の状態に戻っていきます。
多くの場合、手術6ヶ月以上経った場合、変化した気道空間によって生じたいびきなどはなくなり、日常生活に支障はありません。
下記の場合は手術計画上の折衷と考慮が必要です。
もともと肥満がひどい場合
睡眠時 無呼吸がひどい場合
気道空間が非常に狭い場合
上顎を前方移動したり、下顎の後方移動量を減らすなど手術計画上の折衷と考慮が必要です。
関連論文及びジャーナル参照
2. 頬のたるみ
原因
そうですね.. 簡単に例えると.. ブドウ?
果肉の粒のサイズが小さくなってブドウの皮にシワが寄る現象をご存知ですよね?
それは皮の中身(頬骨)は減っていますが、それを包んでいる皮(皮膚および軟部組織)の面積はそのままだからです。
その前に、
頬の広がりについて説明する前に..
頬のたるみの位置についてもう一度説明しなければなりません..
関連し私のツイッターを参照して下さい。 ↓
手術による頬のたるみの原因は2つあります。
固定不十分
頬骨縮小手術後に頬骨が固定されず、頬骨が開いたり垂れたりし、くっついていた肉が垂れて生じる「副作用」。 骨膜と骨の矯正程度..
余った肉のたるみ
そして、以下は大きくまとめた手術以外の要因として作用する3つです。
皮下組織
私たちがよく言う皮膚の厚さです.. 厚さの変数には遺伝的な傾向があります。
筋肉
咀嚼筋の個人差
皮膚
性別、年齢、遺伝的による違い
その他に顎下腺、唾液腺の変化要因などがあります。
見解
解決策は下の2つから問題点を探さなければさりません。
骨の問題
軟部組織の問題
1番の場合は、階段現象、顔の構造またはバランスを無視して過度に切除した場合もあります。
それなら、骨を補充しなければなりませんね..
2番の場合は、
施術は…リフティングウール○○、シュー○○を強く当てると..中にぴったりくっついてしまうこともあるので、もう一度言いますが、患者さんの状態に応じて考慮する必要があります。
また、頬骨上部固定/最小切開/最小剥離/三重縫合(筋膜、筋肉、粘膜)によるたるみを最小限に抑えるのが可能です。
3. 小鼻の開き
原因
↓ 私のTwitterの映像を参照下さい。
見解
両顎手術の際、小鼻の開きを防止するため手術前に前もってキャリパーで鼻の大きさを測定します。
そして手術が終わる前に軟骨と筋肉をほどけない糸で結び手術前に測った小鼻の長さより少し短くします。
4. 麻痺
原因
私のTwitterを参考にしてください。
顔面麻痺の直接的な原因は
事実上、手術による直接的な神経の切断と見れます。
顔面神経自体は手術の際に露出する事はありません!
見解
顔面神経麻痺によって発生する症状で、正常な手続きを経てきちんと手術を行えば、発生自体非常に珍しく(1/1000の確率)発生しても6ヶ月以内に自ら回復します。
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