トルコリラ円 転換点は近いか?
はじめに
2024/4/17時点で、トルコリラが面白い動きをしています。
ですので、少しAIと一緒に勉強がてらチャンスがあるのかどうか、調べてみたいと思います。
テクニカル
テクニカル的に解説をすると、
・アセンディングトライアングルを今年の3月から形成
・トライアングルの天井(4.75付近)がレジサポラインがある。
これらは今年の1~3月まで形成したライン。
・MACDが各足ロングを示している(月・週・日)
※基本的には月足がロング方向にいけば下位足も同じ方向に向く。よって参考程度です。
上記を踏まえてテクニカル的には『チャンスがある』と言えそうです。
しかしながら、以下の点が注意が必要。
・EMAで月足のGXは2015年以降一度も発生していない⇨短期 12中期 26長期 75の設定
つまり長期的に見たら、『圧倒的にショート』優勢と言えます。
そして、2015年からの9年かで一度も上記のテクニカル分析と同じ状況が一度もないのか?という疑問点が出ます。
調べると、やはり同じ状況は何度か発生しています。が、せいぜい週足レベルでロングの持続力がなくなり1~3か月で力尽き、ショートに戻りっていますね。
この事から、今回のテクニカル分析も『騙し』かもしれません。
エントリーの根拠
次にテクニカルの根拠を元に、どういった条件でエントリーするべきか?を検討しましょう。
上記の『騙し』を勘案して、条件を厳しめにするのが良いかもしれません。
例えば・・・
❶月足でGX見れたら
❷週足でGX見れたら
とか。しかし❶なんて2015年から見られていない事を考えると、いつになるのか・・・と思っちゃいます。
ではエントリーをしない。
と決めるのもいいですが、以下の誘惑にかられてエントリーする理由、探していきましょう。
1⃣スワップポイント
ご存じの通り高スワップポイント通貨のトルコリラ円、スワップポイントがSBI FXでしたら100万通貨を1年間所有するとスワップポイントで131万(一日360円計算)となります。
仮にー100万でクローズするとしたら、逆指値の設定ポイントは以下に近くなりますね。
(例)トルコリラ円 現レート4.75でエントリーしたらおおよそ3.75が逆指値ポイント。
また、トルコリラの価値が0円になった場合は、100万通貨で475万近くの損失となります。
(レバレッジなし)
でも、トルコリラ円のスワップは年間131万になります。
475万円分のスワップポイントはおおよそ何年で取得できるのでしょうか?
以下の式で計算しました。
●475 / 131 =3.625年
おおよそ3.6年です。3年半で、トルコリラが0円になった場合のリスクをヘッジできます。
この3年半が長いかどうか、ここを次は見ていきましょう!
トルコリラがなくなるリスクについて
では3年半が長いのかどうか、そして実際にトルコリラがなくなる(通貨の価値が0円になる)シナリオがどの程度現実味があるのかAIと調べてみましょう。
まず私が思いつくリスクは以下のものです。
・トルコがユーロを採用する
・トルコリラが経済破綻する
ですので、まずトルコから調べていきましょう。
👉私【Claud3 Opusに質問】
あなたは最強の為替トレーダー。 トルコリラ円のトレードにおけるリスクを全て洗い出して 全てです
👈AI【回答】
トルコリラ円のトレードにおけるリスクを全て洗い出すと、以下のようなものが挙げられます。
政治リスク
金融政策リスク
エルドアン大統領の低金利志向と中銀の金融政策のミスマッチ
高インフレ下での実質マイナス金利の長期化懸念
中銀総裁の頻繁な交代による金融政策の一貫性欠如
経済リスク
慢性的な経常収支の赤字体質
対外債務残高の増加と債務返済リスク
原油高などによるインフレ圧力の高まり
地政学リスク
シリア情勢など中東地域の地政学的な緊張
隣国からの難民流入問題
クルド人勢力との軍事衝突リスク
市場心理リスク
リスクセンチメントの変化に伴うトルコリラの変動
国民の外貨選好による通貨安圧力
海外投資家のトルコ資産に対する不安心理
以上のように、トルコリラ円のトレードにおいては、政治・金融・経済・地政学など多岐にわたるリスク要因が存在します。特に政治リスクと金融政策を巡る不透明感は根強く、トルコリラの変動要因として常に意識しておく必要があるでしょう。
トルコリラ円の取引に際しては、これらのリスクを十分に理解した上で、細心の注意を払いながらポジション管理を行うことが肝要だと言えます。
流して見した感じ、間違いはない様に思います。次に以下の質問です。
トルコがユーロを採用する可能性
👉私【Claud3 Opusに質問】
トルコがユーロを採用する可能性と、採用時期を予測してください。 どんな手法を用いても構いません。 具体的な数値として示してください。
👈AI【回答】
トルコがユーロを採用する可能性と時期を予測するのは非常に難しい問題ですが、現状を分析し、いくつかの前提条件を置いた上で、以下のように予測します。
現状分析
トルコはEU加盟を長年目指しているが、政治的・宗教的な理由から正式加盟には至っていない
トルコ経済は慢性的な経常赤字や対外債務、高インフレに悩まされている
現在のエルドアン政権下では、EU基準から乖離した政策運営が続いている
ユーロ採用の前提条件
EU加盟が実現すること(現時点では見通しは立っていない)
マーストリヒト収斂基準(物価安定、財政規律、為替安定など)を満たすこと
国民投票等でユーロ導入が承認されること
予測
以上を踏まえ、トルコがユーロを採用する可能性を以下のように予測します。
可能性: 20~30%
時期: 2040年~2050年
EU加盟に向けた交渉が大きく進展し、トルコ国内でもEU志向の政権に交代するなど、抜本的な政策転換が起これば、30年後までにはユーロ採用の可能性はあると考えられます。
ただし、現状の政治・経済情勢を見る限り、その可能性は高くないと言わざるを得ません。クロアチアの事例を見ても、EU加盟からユーロ導入まで10年近くを要しています。
トルコの場合、EU加盟のハードルがさらに高いことを考えると、ユーロ採用にはより長い時間を要すると予想されます。
以上が、現時点で得られる情報を基にした、トルコのユーロ採用の可能性と時期に関する私見です。
政治・経済情勢次第で大きく変わり得るため、あくまで参考程度にご理解ください。
『非常に予測は難しい』との回答は頭に入れつつ、予測に注目です。
・可能性: 20~30%
・時期: 2040年~2050年
この予測が的中すると、2024年からあと16年はユーロ採用されないという事になります。
仮に100万通貨なら、2096万になります。(すご・・・)
勿論、トルコ・日本ともにスワップポイントが現在と同じという前提です。
では、この予測の根拠はなんでしょうか?続けて質問をしてみます。
予測の根拠
👉私【Claud3 Opusに質問】
上記の数値を算出した過程を見せてください。 ソースがある場合、ソースを表として出してください
👈AI【回答】
トルコのユーロ採用可能性と時期の予測にあたり、以下のような前提条件と分析方法を用いました。
前提条件:
分析方法:
トルコの政治・経済情勢の現状分析1346712131416171819
慢性的な経常赤字、対外債務、高インフレ
エルドアン政権下でのEU基準からの乖離
地政学リスク(周辺国の紛争など)の影響
人権問題、司法の独立性など政治的課題
キプロス問題などの外交的障壁
加盟交渉の長期化・停滞
東欧諸国のEU加盟・ユーロ導入プロセス
EU基準への適合に要した期間
将来シナリオの想定
楽観シナリオ: 政権交代によるEU志向の強化、改革の加速
悲観シナリオ: 現状の政策路線の継続、EUとの乖離拡大
以上の前提や分析に基づき、トルコのユーロ採用の可能性を20~30%、時期を2040年~2050年と予測しました。定量的な確率計算ではなく、定性的な分析と専門家判断に基づく予測値であることにご留意ください。
参考にしたソース一覧:
[ソース番号] タイトル1 【2022年最新】
トルコ経済の現状や今後の見通し、産業の特徴を徹底解説2 東野篤子:なぜEU拡大は進まないのか|特集 - 三田評論ONLINE3 トルコの経済情勢と今後の見通し、および地政学リスクについて4 欧州企業のトルコ市場戦略を探る - ジェトロ
...
19 ECBとSARBは政策金利の据え置き、TCMBは利上げを決定 - マネースクエア
マーストリヒト収斂基準とかちょっと意味が分からないですね。。。
(勉強しよう)
ソースによるとトルコは1987年からユーロに加盟しようとしているが、
約40年ず~っと出来ていないし、加盟するにもいくつものハードルをクリアしなければいけない。
スワップポイントが3年半以上、なおかつ今ぐらい受け取れる(かなりアバウトですが)
前提であれば、トルコリラを買うのはアリかもしれません。
では、トルコリラを買うがリスクをヘッジしたい場合、どの様な方法があうのでしょうか?
トルコリラ円のリスクヘッジ
👉私【Claud3 Opusに質問】
トルコリラ円の価格が0円になった場合のリスクをヘッジするためには、どのような手法が効果的でしょうか?
👈AI【回答】
トルコリラ円の価格が0円になるリスクをヘッジするには、以下のような手法が考えられます。
両建て
トルコリラ円の買いポジションに対して、同額の売りポジションを保有する両建て取引を行うことで、為替リスクを相殺できます。ただし、スプレッドコストがかかるほか、スワップポイントがマイナスになる可能性があるため、長期の両建ては非効率的です。15通貨オプションの購入
トルコリラ円の下落に備えて、プットオプション(売る権利)を購入しておくことで、事前に決めた価格で売却できるため、大幅な下落リスクを限定できます。ただし、オプションプレミアム(価格)の支払いが必要です。3分散投資
トルコリラ円以外の通貨ペアや金融商品に分散投資することで、トルコリラ円の下落による損失を他の資産の利益で補うことができます。ただし、分散投資によってリターンが低下する可能性もあります。2ロスカット
損失が一定額に達した時点で強制的に決済するロスカット注文を設定しておくことで、想定以上の損失を防ぐことができます。ただし、ロスカット後に価格が反発した場合の利益を逃す可能性があります。46
ただし、トルコリラ円の価格が文字通り0円になるリスクは極めて低いと考えられます。むしろ、トルコの政治・経済リスクを見極めながら、適切なリスク管理を行いつつ運用していくことが重要だと言えるでしょう。78
以上の手法を状況に応じて組み合わせることで、トルコリラ円の下落リスクを一定程度ヘッジしつつ、中長期的な運用を行うことができると考えられます。
リスクヘッジの方法は真新しいものは特にないですね。
まとめとMACDETHの感想
トルコリラ円が8円台の時に同じように保有を検討していました。
ですが、0円になるシナリオを考えた時にどうしてもリスクが高いと考えていました。(🔦レバレッジは1倍の計算)
しかし現在は、約5円でざっくり半値近くになっている計算です。
これだけでもリスクはかなり落ちたという印象。
因みに、400万通貨買えば
131万(100万通貨) × 4 = 524万(年)
日本人の平均年収超えるじゃないですかね?
これは・・・買いか!?