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そもそも品質工学f 基本機能は望小特性?(85)

「静特性?ダメ!絶対!」
そんなことを言っていた時期もありました…(^^;

静特性がダメなのではなく、機能を考えてないからダメなんだということに気が付いたのは、10年前ぐらいですかね…

そんな感じのお話ですー

そう、究極は理想からの差分、だから望小特性なのです。

ただし、これができるのは技術の本質をしっかり押さえてあること。
そして、対象の技術がかなり完成度が高いこと。
これが前提条件です。

技術レベルが低い場合
本質を見ているのかどうか、怪しい場合
こういった場合は、動特性がいいです。

もっと失敗して、情報を得る必要があります。
どこが落とし穴なのかを知る必要があります。

そのためには、効率よく情報を得る必要がある。
だから、直交表を使うのです。

別に精度よく情報を得たいわけじゃない。
精度よく得たいなら、直交表を使わずに、一因子実験をします。

広く浅く、情報を早く得たいのです。
そして、答えのありかの目星を早くつけたいのです。
だから、直交表を使う。

絞れたら、精密実験をすればいい。
最初から、ダメな部分の詳細実験をしても意味ないでしょ?

道具ってのは、時と場合に応じて変えるもの。
それには、目的を明確に把握している事。
そして、道具箱に様々な状況に対応できるツールがあること。

そういう状態が最強だと思うのですよ。

次は、射出成型機がテーマかな?
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