マンガで学ぶ品質管理と品質保証 第48話 [ナナの空] QCサークルの目的は改善することではない
なかなか刺激的なタイトルですね。これ、YouTubeでのイイネの数が、他の動画と比較して4倍ぐらい多いです。
きっと、皆さんの心の中に「これ、なんか違うな…」ってモヤモヤと思っていたものが明確になったとか、代弁してくれたとかなんでしょうね。
では、本編、いってみましょー
私やナナちゃんが言っているんじゃないですよ。
QCサークルを発案した石川馨先生が言っているんですからね。
ようは、リーダー1人で勉強するのは無理だろうと。1人じゃモチベーションが続かないだろうと。
だったら、勉強したいと思っている人が数人が集まって、みんなで支えあって勉強すればモチベーションが持続するのではないかってアイディアなんです。これがQCサークルなんです。
前にも話しましたよね?
なぜ「QCサークル」なのか。
なぜ「QCチーム」じゃないのか。
編み物サークルなんですよ。編み物チームじゃない。
編み物が好きな人たちが集まって、お菓子を食べながら、雑談しならが編み物をする。その中で他の人の編み方を見て勉強したり、今度はセーターを編んでみたいとかいうモチベーションを維持するのです。
そんな自主的な人たちが集まらないと、サークルは成り立ちません。
編み物をする意思も無いのに、編み物サークルに放り込まれた人の気持ちはどうでしょうか?ただ困惑し、無駄な時間を過ごすだけでしょう。
QCサークルだって同じ。
大事なのは、目的を明確にし、QCサークルにいるメンバー全員がそも目的をしっかり共有すること。その目的はヒトゴトではなく、自分の事と思う事。
「今度の発表会で順番が回ってくるので、何かテーマ決めて適当にやって」なんて上司から指示があったら、ろくなものができない。
そんな目的も価値もあやふやな指示じゃ、やるだけ無駄です。
皆さんの会社ではどうでしょうかね?
そろそろ最終回が近くなってきました。
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