そもそも品質工学 第8話 直交表を使う理由
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さぁ、上司との対戦だ!
上司に品質工学を理解させることはできるのか?
第1期ここに完結!
直交表とは、数値の組み合わせがまっすぐに交差している表
ぐれこ・ラテン方格をベースにしている。
数独やナンプレも直交表の親戚。
品質工学では因子をバランスよく組み合わせることを目的としている。
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実験計画法では、直交表を使って、見たい効果だけを抜き出す代わりに実験回数を減らすという目的で使われています。
見たい効果を抜き出すというより、見たくない効果を無視することで減らすって言った方が良いのかな?
例えば、高次の項の効果とか。
3因子間の関係なんて知ったとことで、どうにもならんし。
それに対して、品質工学は組み合わせ実験をすることで、主効果の強い因子を見つけるのに使っています。決して実験回数を減らすという目的ではありません。
目的は、ロバストな効果を持った因子を見つけ出すことです。
交互作用で効果が消えてしまうような不安定な因子を捨てるためにあるのです。
ここを勘違いしている人が多いですよね。
もし、品質工学を使って実験回数を減らすなんて言っている人がいたら、「あ、こいつ品質工学を知らないな」と思ってください。(==;
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