そもそも品質工学f 動的単位空間(64)
さて、在庫削減の話も大詰め!
T法でどうやって評価するのか?
何を単位空間にするのか?
故障による買い替え需要と、ロバストネスって、相反しますよね。
そんな時、田口先生はこういってました。
安定性を高めて、市場問題の対応する時間を削減する。
そうすると、時間が余る。
余った時間で、新しい技術開発をする。
買い替え需要で儲けるのではなく、世の中をより良くする価値提供で、儲けるのです。
まさに、社会全体の損失の低減ですよね。
さて、T法の話に戻りますが、T法は計算が簡単だから、いくらでも何度でも単位空間を作り直してもさほど問題になりません。
この話を受けた時、「いままでどうやって予測していたのですか?」と聞いたのですが、昨年の似た機種の数字のデータをそのまま使っているとか。
当然、予測精度もあったもんじゃないし、新機種だったら、予測できないですよね。直線の当てはめで、増減の傾き予測なんてのもしていましたが、それなら今回紹介したT法とかの方がマシかなーって感じでした。
各部品の寿命試験とかしているなら、そこから予測すればいいのですが、さすがに全部品の寿命試験しているわけないですからね。(^^;
次回の話は…おっと、いつもとは毛色が違う話ですね!
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