マンガで学ぶ品質管理と品質保証 第18話 [ナナの空] QCストーリー 発表と報告
発表と報告の違いを理解していますか?
では、QCストーリーは発表?報告?どちら?
結構形骸化しているところも多いんじゃないかな?
QCストーリーの発表者は、一般聴講者に向けて説明していません。
審査員に向けて報告しているのです。
だから、一般聴講者は、つまらないと感じるのです。
じゃぁ、なんで聞かされているのか?
1つは、「上手な上司向けの報告の仕方」を盗み取れっていっているのです。
つまり、上司に得があるのです。
部下が自分に説明する際に、論理だててわかりやすく説明してもらうと、ありがたいですよね?
あなたには得は無いのか?
いちおう、上司から認められるようになることから、給料UPなんてのはあるかもしれませんね。
私は、もう1つ別な視点で見ています。
自分だったら、この問題をどうやって解くかというのを、発表を聞いているその場で即興で考えます。
相手が状況説明をしたらスタートです。
そして、相手の解決策が出てくる10分後ぐらいまでに自分の回答を整えます。
自分の想定した答えと比較して、同じか、より上か、より下か。
発表者との勝負ですね。
自分がどれだけ幅広い知識を持っているか。
どれだけ広い視野でそのテーマを見れているか。
勝手に思い込んでしまっていないか。
そして、すべてのテーマの発表が終わった時に、何勝何敗だったか。
こうすることで、発表会を自分の学びの場、訓練の場として使って、自分への得があるようにいています。
最大の利点は、こうやっていると、眠くなりませんw
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