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そもそも品質工学f なぜSN比なのか? (67)

さて、今回はSN比の解説です。
どこの本にも載ってない、私しかこの方法で説明していない方法です。
数学的に説明するのではなく、事実と直感に基づいて説明する方法です!

SN比って、数学的なことは説明されていますが、実際にどうなのかって観点ではあまり説明されてないので、ちょっと紹介してみました。

「そもそも、分散分析とか二乗和の分解とか、SN比とか直交表とか。
あれは、状態を表すのに便利だから使っているだけ。
数学的なことはどうでもいい。
もっとうまく事実を数字で表現できるものがあれば、それを使う。」

…って田口先生は言ってました。

事実、静特性のSN比だとかはバッサリと切ったし。
昔は交互作用をしっかり調べた実験計画法をやってたし。

でも、それらを捨ててます。

大事なのは、理論じゃないんです。
事実なんです。

事実に合わない理論は、実社会で役に立たない。
いかに役に立つ技術を生み出すか。
その軸を常に持っていた。
その信念だけは捨てずにいたという感じです。

あー、ちなみに桂先生の表情が怪しいところがありますよね?
皆さんは気が付きましたか?
これは、何か企んでいる時の顔ですw

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