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そもそも品質工学 こぼれ話 パレート図って必要なのかな?
改善発表大会やQCストーリーで、QC7つ道具って使っているかな?
今回は、QC7つ道具の1つ。パレート図についての紹介だよ!
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紹介っていうか、愚痴っていうか、ディスリスペクトっていうか…
CI03の言う通り、時と場合に合わせて使い分けてね。 ^^;
・~・~・~・~
このネタは、品質管理の教育をしている人はみんな感じているけど、言ってはいけない雰囲気を感じている話です。
動画内でもCI03が語っていますが、パレートさんはこのグラフの作成には全く関係なし。思想が応用されたって感じですね。ジュランさんが作り、石川薫先生が広めた。
目的は、重要な項目がどれかというのを見える化するってことですね。1つのグラフの中に、棒グラフで個々の変化、折れ線グラフで全体の支配率を表すことで、対象の全体像を表す方法です。重要な項目がどれで、その問題を低減させたときに、全体の問題がどれだけ減るかを判断できます。
だけど、Excelで作りにくい。正しいパレート図をExcelで作ろうとすると、つとむ君レベルのExcelの知識が必要です。2種類のグラフ、2軸化、軸の透明化、横軸を半分ずらす、最大値の軸の統一。偽物のパレート図なら簡単に書けますが、本当のルールに沿ったパレート図を書こうとすると、こういう知識が必要です。
円グラフなら?クミちゃんでも簡単に書けるでしょう。時代が違うんですよ。グラフ用紙にグラフを書く時代じゃないんです。もう50年前の手法でしょ?
…っていうと、品質管理の権威な方々に怒られるんです。たぶん。
私は空気を読んで、言いませんが、ここに書いちゃってますね。
改善活動の目的は、「効率よく良いものを作ろう」っていうなら、面倒なパレート図をやめちゃっていいと思いますけどね。なんでその型にこだわるんですかね。
きっと、プライドが高く、一度言った方法を一生涯正しいとして言い続けるってことなんじゃないかと思います。だって、本に書いちゃったし。これまでずーっとそれでやってきたし。今更パレート図やめましょうなんて言えないし。
ここが、田口先生と大きく異なるところですね。静特性のSN比を作った田口先生。あっさりと、静特性捨てましたからね。田口先生、プライドはめっちゃ高いのですが、よりよいものを提供するって意思がもっと高かったのかもしれません。
全体の動画のコンセプトでもありますが、
「変化しないものは、絶滅する」
だと思います。私も気を付けないといけませんね。(^^;
今の状況を認識し、時代の流れに沿ったことをしないと、誰からも見向きされなくなると思っています。マンガ動画にしているもの、これから技術者になろうという若い人が、昔ながらの小難しい本を読んで勉強するとは思えないからです。私自身は本を読んで勉強するのは大好きです。そのほうが慣れていますから。
でも、自分の子供を見ると、そうとは思えない。活字から情報を得ていない。動画から情報を得ている。これも時代の流れなんじゃないかと思っています。そう思って、品質工学の動画やブログや漫画をやっているわけですが、波に乗れているかどうかは、正直ビミョーなとこw
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