マンガで学ぶ品質管理と品質保証 第38話 [ナナの空] デミング14のポイント その9 部門間の壁を取り除く
皆さんの会社で、組織の壁って経験したことがありませんか?
うちですと、組織どころが、隣のチームや、後ろの席の人とすらコミュニケーション取れてません。誰がどんな仕事をしているのかすら…
コミュニケーションを取れていたほうがもっとスムーズに仕事が回るとは思いますが。
あ、でもデミング博士の視点は、これとは少し違うようです。
今回は、そんなお話です。
ということで、効率的に仕事を回すのが目的ではないのです。
目的はお客様の満足度を高めること。そのために組織の壁を取り除けって言っています。
この視点が無い状態で、皆さんの会社の上司は組織の壁を取り除けって言っていませんか?
コスト削減だとか、業務効率UPが目的で、組織の壁を取り除けって言ってませんか?
もう、この目的の時点で、誰のために仕事をしているのか。デミング博士とは視点が異なるのです。
お客様のために、コストを上げるともあるでしょう。高い製品だが、極めて品質が高く顧客満足度が高いってこともあるのですから。
業務効率を下げて1人のお客様に手厚くサポートすることもあるでしょう。あの会社のサポートが手厚いとSNSで拡散してくれるて、話題になるかもしれません。
皆さんの上司が組織の壁を取り除けって言っていったら、こう質問してください。
「それは、誰のためですか?」
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