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英国戴冠式と日本の報道について

皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。

本文に入る前にお知らせがあります。

お気付きの方もいるかもしれませんが、マガジン機能を通常のブログのカテゴリー代わりに使おうと幾つか作成を始めています。
(因みにサムネ画像ナシは無料マガジン、アリは有料マガジンとなっております。)

いつも関連記事リンクは記事の最後に貼らせて頂いていますが、ぜひマガジンの方もご利用くださいませ。

では、今回のテーマについてです。

今回は、前半部分は英国戴冠式についての日本での報道についての感想です。
後半は、予定通り例のご夫妻が戴冠式に出席された場合の今後の影響について占ってみたいと思いますのでよろしくお願いします。

稚拙な発表と報道を繰り返す、宮内庁と日本の報道各社


これまでの流れを観ると、宮内庁自体が英国戴冠式に至る手順がよく分かっていない?と思われる様な稚拙で拙速な報道(発表)が続きました。

こういうことを繰り返すと、宮内庁発表の報道に対する信頼性が損なわれて行くことになります。

英・チャールズ国王戴冠式の招待状届く 宮内庁(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
(↑記事中にある様に、具体的な将来者名無しに正式な招待状が届くことはあり得ない。宮内庁が意図的に情報操作したか、勘違いで拙速に情報を出した事例。)

これでは広報室を設けてSNS対策することになったは良いが、かえって批判が増えて、広報室がやろうとしていることに意味が無くなりますね。

具体的には、英国の報道(※)では(要約すると)
“チャールズ国王は900年の歴史を覆して、既に戴冠している親しい友人達を招いて、なるべくこぢんまりとした式にする”としていたのに、

宮内庁発表の報道は
慣例にこだわり“皇太子待遇の秋篠宮皇嗣殿下の出席で調整中”と、しつこく繰り返しました。

これはハナから主催者の意向を無視しているという点で、大変失礼な行為だと思います。

※;因みに英国の新聞は

高級誌▶︎デイリー・テレグラフ(保守中道)
    ガーディアン(中道左派)など
中級誌▶︎デイリー・メール(保守)など
大衆誌▶︎ザ・サン(保守・反EU)
    デイリー・ミラー(左派)
    ザ・ピープル(中道左派)など

となっています。

英国に限らず欧州メディアでは媒体のランクに関わらず、チャールズ国王が900年の伝統を終わらせ、儀式のスリム化も…と言う事を報じていました。

今はインターネットでこうした報道は見れる時代ですから、宮内庁も情報収集ぐらい出来ていたはず。

特に今回出席が予定されている秋篠宮皇嗣殿下は、故ダイアナ妃が不幸な事故で亡くなられた際に失言をして英王室からはあまり良く思われていないと言われているだけに、
今回の一連の報道に見られる様な、相手側の意向を無視してこちら側の都合を押し付ける様な行為・行動は、外交上とても失礼なだけでなく、タブー行為だったと言えるのではないでしょうか。

礼を欠いた態度は、当然のことながら日本国にとって不利益となります。

さらにそうした障害があるなら、出席を言う前に英王室との間にあるわだかまりを解く努力が必要だったはずですが、報道を見る限り逆を行くことばかりしてますよね?

(↑閣議了解後の報道では、招待状が天皇陛下宛てだったことが報道されている。因みに閣議了解は閣議決定と違い、後で軌道修正が効くものなのだそうですが…。)

何らかの事情で天皇陛下が行けないのだとしても、まずは「チャールズ国王の意向を受けて、天皇陛下の出席が可能かで検討」と発表・報道すべきだったでしょうし、
最終的にどうしても無理なら「調整がつかなかったので、秋篠宮皇嗣殿下が“代理”出席」と報道するべきだったでしょう。

京(関西?)商人方式とでも言うんでしょうかね?相手にとってネガティブな話や返事をしなければならない時に、結論を伝える前に2、3段階踏んでから伝える。
そうやって、相手側に心の準備をさせる…と言うことですね。

英戴冠式、招待状を公開 王妃に「クイーン」称号 - 日本経済新聞
(↑記事中の正式な招待状の空白部分に、招待者の名前が書かれて発送された。)

こうしてつらつらと書いて来てみると、
秋篠宮家に関しての報道や噂から見えてくることは、すべからく秋篠宮家サイドが「自分が、自分が」で「自分が一番」になってしまっていて、「他者(自邸のスタッフはもとより、国民や外国・外国の要人など)」に対する「配慮と尊重が無い」と言うことです。

幾ら宮内庁が忖度して綺麗事を並べ表面を取り繕おうとしても、これでは「配慮されなかった、尊重されなかった」と感じた「他者」は、(他人の口に戸は建てられませんから、)SNSをはじめとして、口コミを通じてその不満は拡散して行くことになります。

だからこそ、秋篠宮家の方々は「お振舞いを直されるべき」と言った“国民からの”諫言(←敢えてこの言葉を使っています。)にも繋がって行くわけですが、その諫言を「謂れのない誹謗中傷を受けた」と受け取ってしまっている時点でダメなんですよ。

それこそが「周囲や他者に対して配慮や尊重が無い」ことの証になってしまっているんですから。

比喩的に表現するならば、
「臭い匂いは(芳香剤などで誤魔化すのではなく)、元から断たなきゃダメ」と言うことです。

でもこれまでの報道を見る限りでは、秋篠宮家サイドの対応は「芳香剤が効かないから臭いが消せるようにもっと強力な芳香剤を使って!」と言ってるようにしか見えないですよね?

でも余りにも強力過ぎる芳香剤は、人体にとっても有毒で、結果的に御本人の健康を損なうことになるのでは?と思うのですが。

健康の為にも、やはり臭いの元から断つ為の努力や対策をする方が良いですよね。

目の前の現象だけ観て怒りの感情に溺れていると、大局が観れずに暴走して失敗する


とは言え、一頃収まって比較的穏やかな批判で落ち着いていた秋篠宮家関連のコンテンツに対するコメント欄ですが、
ここ1〜2ヶ月ぐらいで「●ね!」とか「消えろ」とか言う過激なものが再び増えていましたから、新設された宮内庁広報室の新設の件もそういう意味では「因果応報」と言えなくも無いですね。

これまでも何度も書いていますが、
「人を呪わば、穴ふたつ」なんですよ。

「●ね!」とか「消えろ」と言うのは、呪いの言葉なんです。そのことがキチンと理解できている方が少ないようですね。

貴方が感情的に認めたく無い相手は、貴方自身が認識していない貴方の中の影、もしくは闇の部分なのです。

ですからその相手に唾することは、鏡に映った自分に唾するのと同じなのです。

また一頃収まっていた秋篠宮家に対しての過激な批判コメントを書き込む連中や、
逆に秋篠宮家を批判する人たちや天皇家に対する同様の過激な書き込みや嫌がらせをする連中は、

一見対立して反目しあっている様に見えるかもしれませんが、もしかしたらそうやって日本の分断を狙った対日工作を仕掛けている可能性もあります。(つまり、元を辿れば背後にいるのは同じ勢力かも?)

ですからそうした過激なコメントに釣られて、感情的に暴走をしてしまわないよう、自制が必要です。
(過激な書き込みをしている連中が対日工作員なら、ブーメランは彼らか彼らにそれを命じた国の方に行きます。ですから、私たちはそれに反応しないことが大事なのです。)

と言うか、情報の発信者さんたちは、自らそう言う過激な書き込みは削除するぐらいの対応が求められている様にも思います。

怒りや反発の気持ちから、物事の後先も考えず感情的に先走った言動で抗議したところで、それが世の中で良い方向で実った試しは無いのですから。

と言うわけで、前半はここまでです。

お付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。

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では、記事の後半に移ります。

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