第3章-黄泉比良坂の神々と大日本帝国③
今回も前回同様に、大日本帝国憲法公布図における天王星&水瓶座要素についての考察と、そこから
グレートリセット▶︎新世界秩序に向かう道筋=日本神話の「大国主命の国譲りのエピソード」に相当すると言う仮説をポジティブに考えたら、どう言う方向性が考えられるか?を考察します。
その為のヒントとしてスピンオフ的な内容にはなりますが、今回は第二次世界大戦前夜に生まれ終戦直後に始まった「世界連邦運動」に焦点を当てて書いて行こうと思います。
似て非ざる新世界秩序(世界統一政府構想)と世界連邦運動(世界連邦政府構想)
世界連邦運動については
〉第二次世界大戦末期において成立した国際連合が戦争抑止力の低いことを痛感した世界の科学者・文化人たちが、より強力な世界連邦の形成をすすめることで世界から戦争を無くしていこうと決意し、1946年10月ルクセンブルクで「世界連邦政府のための世界運動」を起こした。〉
とあります。/Wikipediaより引用
つまり世界連邦運動はロスチャイルド家がパトロンとなって出版したマルクスの著作をきっかけとして、共産主義(全体主義)の台頭により導く世界統一政府構想(新世界秩序構想)とは、全く異なる動機・発想から生まれた運動であり、構想なのです。
しかし現在はこの違いを認識できる人が少なく、グローバリズムの一言で十把一絡げにされている様に思えます。
或いはグレートリセット-新世界秩序組に、世界連邦運動組が飲み込まれてしまっている、と表現しても良いかも知れません。
実際ネットでググっていると、検索項目によってはこの二つの運動がごっちゃになって出て来ます。世界連邦運動を語りながら、内容はグレートリセット-新世界秩序を表しているものも少なくありません。
この世界連邦運動は、前回出てきた欧州共同体(EC)の父と言われるリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー伯爵が唱えた汎ヨーロッパ主義▶︎「友愛」をベースに発展した構想の様で、
実はこの「友愛」こそが水瓶座のキーワードとして度々出てくる言葉でもあるのです。
けれども日本で「友愛」と聞くと鳩山由起夫元総理の事を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
反日を国是とする韓国に迎合する様な行動が多く、この方が日本の総理大臣を務めていた時、日米関係は最悪になり日本はボロボロになりましたから、日本ではこの鳩山元総理のことを快く思う人はあまりいないでしょう。
(この鳩山元総理が「友愛」を口にしていたことから「友愛」と言う言葉の印象が悪くなってしまったことは、誠に残念なことです。)
また最近は、中国の秘密警察交番と松下新平議員の関わりが週刊新潮で報じられています(1)が、そもそも鳩山元総理が関わっていたとの話もあります。
この鳩山元総理は、中国の精華大学の客員教授に任命されているそうです。同様に客員教授を務めていると噂される政治家には媚中派のドン・二階俊博氏や、最近売国政策に傾倒している小池百合子都知事がいます。
一説には工作活動のご褒美とも言われている精華大学の客員教授の椅子。
しかしながらこの鳩山元総理、誕生日が2月11日で建国記念日(神武天皇が即位した日をグレゴリオ歴に変換した日)で水瓶座生まれです。
なんとも皮肉なものですが、友愛を口癖の様に言っていたあたり、腐っても鯛ならぬ水瓶座(生まれ)だったと言うことでしょうか。
或いは20世紀の生まれにも関わらず、意識が水瓶座の支配星・天王星が発見される前の18世紀の状態なのか…。
天王星が発見される前の水瓶座の支配星は土星でしたから、当然の事ながら天王星発見以前の水瓶座が表すものと、発見後に水瓶座が表すものには変化が出て当然ですからね。
鳩山家自体がクーデンホーフ=カレルギー伯との繋がりがあったようですから、由紀夫氏自身の発想・思考力の問題もあるのかも知れませんね。
とは言え世界連邦日本国会委員会の第15代会長を、鳩山由起夫氏が務めていたこともありました。
(現会長は自民党の衛藤征士郎氏だったはずですが、統一協会問題などで22年12月現在は会長は事実上の空席状態になっている様です。)
因みに由紀夫氏の弟の故・鳩山邦夫氏も、政治的には兄の由紀夫氏と対立していたと言われていますが、その一方で存命中は財団法人日本友愛青年協会 - 副理事長や鳩山友愛塾 - 塾長代行を務めています。
元々は鳩山兄弟の祖父、故鳩山一郎元総理がリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーの著書に影響を受けたことがきっかけだったようですが、
〉鳩山一郎の提唱する「友愛」は、1938年に出版されたリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーの著書『The Totalitalian State against Man』(直訳: 全体主義国家 対 人間)を原点としている。〉Wikipediaより引用
と言うことからも分かるように、クーデンホーフ伯の理念をもとに展開されて来た汎ヨーロッパ主義はもとより、世界連邦運動自体は「反共産主義」「反全体主義」なのです。
ところが一見したところ、歴代の世界連邦運動の日本の国会委員会の会長は、残念ながら昨今はリベラル派議員(反日勢力が裏にいると目される)が占領しているのが現実です。
こうしたリベラル派勢力は親中を通り越して媚中派と言う人が多いですし、その当の中国は共産党支配の国であり全体主義国家です。
戦前のナチス・ドイツもそうでした。
(ナチスの正式名称は「国民社会主義ドイツ労働者党」)
これまでも日本の与党リベラル派(…と言えば聞こえは良いが、要は親中派&媚中派)は戦前と同じ間違いを犯そうとしているのでは無いか?と言うことを、過去記事において何度か指摘して来ました。
ただ国会の世界連邦運動の日本国会委員会結成当時は、右派や保守派の国会議員が呼びかけ人となっており、委員会も仕切っていました。
(その後は枝葉が広がり過ぎて、今日において反日勢力に利用されているのではと感じる面も多いけれど、自民党内の保守派の議員なども関わっていたことを考えると、本来はイデオロギーに関係なく、世界の平和を求めて世界の政治構造を考え、世界連邦政府を提唱する運動だったはずなのです。)
日本の国益を考え、世界の全体主義への流れを止めたいのなら、保守派や右派と呼ばれる政治家にも、この世界連邦運動にもっと積極的に関わって貰いたいと思うのですが…。
モントルー宣言(世界連邦運動)
この世界連邦運動を知ったのは、日ユ同祖論を追って徳島関係を掘っていた時にたまたま出てきたのですが、その時、第2章が終わってすぐに第3章をスタート出来なかったのは、この為だったか…と、思ったものです。
知ってるのと知らないのとでは、表面的な内容は変わらずとも意味するものやニュアンスが変わってしまいますからね。
この運動、実は故・安倍元総理の盟友である麻生太郎副総理(外相時代に窓口設置)や前述した鳩山由起夫元総理が関わっています。運動の理念自体は反共のはずなのに、国会委員会で媚中派の由紀夫氏が会長を務めていた時点で、本来の主旨が歪められてしまっているであろうことは、想像に難くありません。
となると気になるのは、その運動の中身と言うか、本来の活動方針ですよね。
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