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理想の家作りのための第1歩:注文住宅の要望書の作り方
はじめに
注文住宅を建てる際、自分・家族の要望をハウスメーカーにしっかりと伝えるためには、要望書の作成が肝心です。
この記事では、理想の家作りには欠かせない、要望書作成のポイントをご紹介します。
要望書を作成すべき理由
要望書を作成する過程で、家族の希望・不明点・疑問点を拾い上げることができ、ハウスメーカーとの打ち合わせで伝え漏れが減ります。
要望書を提示することで、ハウスメーカーはあなたの要望をより正確に理解し、それに基づいた提案や見積もりを行うことができます。
要望書を作成するポイント
家のコンセプトを決める
この家でどんな生活を送りたいか、という視点で「家全体のコンセプト」を決めます。
【例】家事の時間を減らし、家族の時間を増やしたい全体コンセプトを基に「各部屋のコンセプト」を決めます。
【例】リビングダイニング:家族全員がここで生活するような空間を作り、コミュニケーションを増やす場にしたい
各部屋の要素ごとに検討事項を書き出す
各部屋を要素レベル(広さ、床、壁など)に分解し、それぞれの「希望」を書き出します。
検討の材料にするため、希望理由・不明点・疑問点も漏れなくメモし、具体例があれば記載しておきます。
「希望」には優先するものとしないもので濃淡をつけてください。
希望がコンセプトに沿ったものか、見返す
何も考えずに「希望」を書くと、コンセプトから外れるものが出てきます。それらは優先度の低い要望として削除するか、メモとして残す程度にしましょう。
理想は「家全体のコンセプト→各部屋のコンセプト→希望→具体例が一貫した内容であること」です。
【事例】実際にハウスメーカーに提示した要望書(リビングダイニング部分のみ抜粋)
※要望書(全体)のExcelファイルは、有料部分で公開しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1704285489941-vFgXhixWzX.png?width=1200)
要望書を提示するタイミング
ハウスメーカーの候補を絞り込んだ後、実際にメーカーを訪問する際や相談会に参加する際に、要望書を持参します。
これにより、より具体的かつ詳細な話し合いが可能になり、より正確な見積もりが期待できます。
まとめ
注文住宅の要望書の作成を通じて、家族の理想の家を具体化できます。そして、それをハウスメーカーへ提示することで理想の家作りの第1歩となるでしょう。
実際に私がハウスメーカーに要望書を提示した際には、設計士の方から「打ち合わせで聞きたかったことがほとんど書かれていました。ここまでまとめてくださり、ありがとうございます。」と感謝されました。
皆さんも参考にしてみてください。
【事例】実際にハウスメーカーに提示した要望書(全体)
![](https://assets.st-note.com/img/1704285501216-olnBi5pwx3.png)
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