カート・ヴォネガットが一番おしゃれだと思う。
この世の中にはいろいろなデザイナーやアーティストが絶倒するようなおしゃれな絵やおしゃれな空間やおしゃれな体験を提供してくれるが、私はこの世の中でカート・ヴォネガットが一番おしゃれだと思う。
カート・ヴォネガットが生きていてくれて、もっとおしゃれな世界を見せ続けてくれたらどんなにすばらしいだろう。
哀しいかな、私はこれ以上増えないカート・ヴォネガットの全集を抱えて生きていくしかない。
だれか、カート・ヴォネガットが好きなら、この作家さんはどう?と私に薦めてくれないだろうか。
でもきっとダメなんだろう。
カート・ヴォネガットでなくっちゃ。
つぎに引用するのは、ヴォネガットが『デッドアイ・ディック』のプロモーションのため、イギリスを講演してまわったときのインタビュー記事の一節です。
おしゃれですね。
おしゃれすぎてため息が出ます。
いつか人望が出来たら、カート・ヴォネガット読書クラブを立ち上げたいです。