【先行公開】「私、SG出場までもうちょっとじゃん」前年9位の悔しさでつかんだ初SGへの切符 / 西橋奈未（マクール10月号巻頭インタビュー）

Profile
西橋奈未(にしはし・なみ)
1996年７月19日生まれの28歳。2016年11月に119期生として三国でデビュー。17年4月に唐津で初勝利を挙げた。20年11月の芦屋混合戦でデビュー初V。通算では優出35回で優勝6回。今年5月の多摩川オールスターでSGデビューを果たした。同期は實森美祐、土屋南、福岡泉水、溝口海義也ら。

オールスターでSGデビュー

今年はいろいろあった西橋奈未です(笑)。一番大きかったのは、オールスター出場です。オールスターって選考期間がA1級じゃないと出場資格がないじゃないですか。その勝負駆けがまあまあしんどくて…。F2で三国の周年だったので。A1級キープというか、オールスターに出るためにA1級でいないとっていう思いでした。ギリギリでしたが、出場資格を得て、しかもファンの方がいっぱい投票してくださって。昨年は女子で9位(予備1位)だったんですけど、結果的に女子3位で出場することができました。女子の人気選手が休んだりしててイレギュラーな感じはありましたが、ほんとにありがたかったです。

正直、SGを意識してたのは、前年9位だったことがだいぶ大きいですね。「私、もうちょっとじゃん」って(笑)。ギリギリで走れなかったことで、スイッチが入ったのかなって思います。ちなみにダービー勝率も意識してたんですが、まあ7点って厳しいですね。