大検証!「4カドの峰」はもう古い!?今や「4カドは○○」の時代!!!
「4カドの峰」がサク裂した蒲郡
「”4カドの峰”を見せれましたね~」。そう笑顔で振り返ったのは、佐賀支部のスーパーエース・峰竜太(38)。6月12日のボートレース蒲郡「GⅠオールジャパン竹島特別 開設69周年記念」の準優勝戦11R、峰竜太は3号艇ながら「4カド」を選択。見事なまくりを決めて1着、優勝戦に進出。昨年の当地SGダービーを制した男は「やっぱ、ガマは相性がいいね~持ってるね~」と笑った。
4カドから見事なまでの強さを見せつけた峰だが、”4カドの峰”についておさらいしておく。その発端は、人気バラエティ番組「相席食堂」(ABCテレビ)で、千鳥の大悟が口にしたフレーズだ。現役最強との呼び声が高い峰の強さを引き合いに出し、「4カドの峰は峰なんよ~」と発言。ボートレース人気の高まりとも相まって、ネット上でバズった。
「4カドの峰」はただの思い込み?
ただ、ボートレースの予想には「思い込み」が付きまとう。万舟券を当てた時のイメージで「〇〇は3コースやな」とか、1号艇でボッコリと勝負してた時に負けた時のイメージから「✕✕のインはダメ」などなど、”当事者”は良くも悪くも選手へのイメージが植えつけられ、それを引きずってしまう。峰も典型的なそのパターンだ。峰は確かに強い。いや、強すぎるよ? でもそこまで強い? 下表は、峰の半年間(2023/11/1~2024/4/30)のコース別成績だが、4コースは17走してわずか2勝。1着率は11.7%しかない。つまり、「4カドの峰」は強くも何ともないのだ。つまりバズった「4カドの峰」にはデータ的な根拠は何もなかったのだ。
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