#私を構成する9枚のアルバム

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その昔、Twitterとかで「#私を構成する9枚のアルバム」とか流行っていましたが、当時は「9枚選ぶとか絶対無理だからいいや」とかってスルーしていました。

年代別、国・地域別(せめて邦楽と洋楽の区別)、ジャンル別とかだったらまだしも、そうしたフィルター無しには先ず自分には選べないというか、選んだら抜け落ちた盤について後悔しそうだったのでやめといたのでした。自分の中での、その不実(工藤静香)をですね。

でもこないだ友達との会話の流れでちょっと気軽に選んでみてって感じで、ふと邦楽だけで直感的に迷わずに、これだけは入るだろうなって今までのリスナーとしての喜び、記憶してる純度を俯瞰した場合に自分は何を選ぶのだろうという興味で思いつくままにスラスラって挙げてみたら、こんな感じでした。

面白かったんだけど、1989年から2003年までの音源だったんですよね。やっぱ自分としてはこのぐらいの期間の影響ってのは甚大だったのかなとは思いました。なるほど…って感じ。確かにその頃の熱量は尋常じゃなかった。

幼少期よりこれまで邦楽洋楽、各ジャンル問わず膨大な音源を聴いてきましたけど、こうして無理矢理でも選ばざるを得ない状況に追い込むと自分の音楽趣味、遍歴とかって厭でも抽出されてきていいですね。自分てこういう感じだったのかとかって改めてわかります。

しかしながら、やっぱりこうして選んだけど、もう全然、って感じはヒリヒリしてます。あれここれもどれも、同列に愛して自分の生活に欠かせない音楽だったのに、って気持ちが…こういう企画は向いてないんだなと(笑)

でもパっと閃きで何故この9枚になったんだろう。単にこの頃がめちゃくちゃ楽しかったからかな。それと思いついた事としては、やっぱ音源を聴きまくるだけじゃなくて、ライブもガンガン行って生で肌で感じてて更にご贔屓になっちゃってたってのもあるんでしょうね。まあFlipper's Guitarは別として、他の8組のライブは行けるだけは行ってました。熱病の様な感じで。

活動が現存していてライブやってくださる/観ようと強く思えば観られる可能性の高い(チケット取れるかどうかは別として)Number Girl、椎名林檎、Buffalo Daughter、BUCK-TICK、電気グルーヴ などのアーティストの実演にはこれからも馳せ参じたいとは思ってますけれど。

最近、やっぱり「ライブは生き物、いつ観られなくなるかわからない。観られる時に観ておけ」って鉄則、これがどうしても忘れがちというか、「今回はまあ、、またの機会でいいや」とかって思っちゃってたなあと思ってまして、それをね、今一度考え直すと言いますか。

こうした「私を構成する9枚」選べ! ってのは、年代別、国・地域別、ジャンル別とかで自分で勝手に続けてったらそれはそれで自分としても色々整理できて面白いかなと思いました。例えば NW/POST PUNKだったらとか、クンビアだったらレゲトン/ムーンバトンだったらとか、1991年リリースだったらとか、ドイツの音楽だったらとか、ですね。

また何かしらの条件で書こうと思います。

●Number Girl / SAPPUKEI (2000年7月19日)
『TATOOあり』

●ゆらゆら帝国 / ミーのカー (1999年6月16日)
『ズックにロック』

●椎名林檎 / 勝訴ストリップ (2000年3月31日)
『虚言症』

●BOREDOMS / VISION CREATION NEWSUN (1999年10月27日)
『Vision Creation Newsun』

●Buffalo Daughter / Pshychic (2003年10月22日)
『Pshychic A-Go-Go』

●Flipper's Guitar / three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった (1989年8月25日)
『サンバ・パレードの華麗な噂が』

●BUCK-TICK / 悪の華 (1990年2月1日)
『悪の華』

●SOFT BALLET / DOCUMENT (1990年4月25日)
『Private Pride』

●電気グルーヴ / 662 BPM BY DG (1990年6月6日)
『無能の人』

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