見出し画像

タスマニアにつきました -Bush fireについて考える-

世界一空気や水が美しい、環境汚染ゼロポイント(基準値)とされているタスマニアにつきました。

ELLE時代のブログでタスマニアについて書いてきましたが、子供ができてからは初なのでかれこれ4年ぶり。しっかり歩けるようになってからじゃないとこの大自然は楽しめないかな、と思っての判断でした。ホバート空港に到着して、はじめに吸わせた空気に彼は 「あー、空気美味しいから水飲まなくて大丈夫だわー」って、我が息子ながら面白いコメントをくれた。

山の上に位置するこの素晴らしい眺めのステイ先のお庭にはワラビーやカンガルーが遊びに来る。

びっくりさせないようにと車はゆーっくり走らせ、朝日と共に敷くヨガマットの下には糞がゴロゴロ落ちていて、それを踏まないように素足でぴょんぴょんと楽しそうに飛び渡る私と息子の足裏はきっと東京なら笑えない状況。野生動物と共存することを身体で感じています。ヨガ後にマットの上で一緒に食べるバナナは、それだけでここへ来て良かったと感じさせてくれるアクティビティーだ。

今までは、日中数時間以外はダウンジャケットを来てすごしていたタスマニア。ここはオーストラリアの最南部に位置するため、本当ならば真夏でも日本人の肌には寒いからだ。今回もそんなイメージでいたのだけれど、なぜか海で泳げるほどに暖かい。予想外すぎて水着を持ってきていなかったので、このまま海に入る3歳児と39歳児。暑くてラッキー、なんてのんきなこの家族はこの時、オーストラリアがこの暑さで大変なことになっているとは、まだ知らなかった。

2019' 師走

--------------------------------------

現在オーストラリアで深刻な森林火災がつづき、犠牲者25人、約8000頭のコアラが犠牲になり専門家は約4億8000万もの生物が死んだと推定し、被害が今なお拡大している。異常な高温と乾燥によって火災が発生しやすい状況が続いており、消火活動も難航しているという。

この数日後メルボルンに北上したのだけれど、43度を越えていて日向になんて数分もいれないほどの日差しと暑さに身の危険を実際に体験した。

ここにも募金ができる幾つかの機関をリンク張っておきます。オーストラリア赤十字社 ・オーストラリア救世軍WIRESWWFRSPCAオーストラリアポート・マッコーリー・コアラ病院

そしてより長期的な支援という意味で、より環境負荷の低い生活を意識するとか今すぐはじめられるサポートもすごくいいと思うよ。自分のためでもあるしね。

---------------------------------------

こんなこととはつゆしらず、のんきに楽しんできたタスマニアのホリデー。興味を持ってもらうとゆう意味でも、変わらず、オススメのスポットなど紹介していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?