The Katamama / Bali
私のマガジン - 子連れの週末 - のコンセプトは、子連れでは肩身の狭そうなところでも行きたいんだもの。本物を見せたいんだもの。そう、本物をみせたいってゆーのは、いつも思うことです。
さて、少しかだいぶすぎたホリデーのこと。ポテトへッドビーチクラブというヒップな若者が集まるプールバー横に位置し、ホテル宿泊者は優先的にオーシャンフロントローなデイベッドに通してくれる。国内外の著名なDJがプレイし、、あれ、なんだかこう書いていると若かりし頃を思い出してしまいますが、幼児連れな私にもかなりフィットする静かで時間がゆっくりと流れるホテル。バリのカタママに来ました。
バリの南部スミニャックに位置し、横にはW Hotelも並ぶトレンディーなビーチリゾートエリアという感じ。はじめに目を引くエントランスや建築物全体に用いられているレンガはバリの職人技を感じる暖かさ。寺院に使われるレンガなんだとか。光の入り方が美しく、夕刻にはまた違った顔を見せる。設計はインドネシアで今最も影響力がある建築家の一人といわれるアンドラ・マティン。
客室は地元で作られたチーク材の家具と北部で作られたインディゴ染めのバスローブ、息子もお気に入りだった滞在中自由に使ってよいキャリングバスケットと帽子はkalimantanの職人が手編みするラタンの工芸品Anjatのもの。ローカルを意識したコンセプトに、ただのトレンディーなホテルではないと口角が上がる、、ん、なぜかアメニティーが日本のretaWだ。内装はシンガポールのデザイン会社Takenouchi Webbなので、その流れかしら?インドネシアの工芸品に意外にもマッチするLouis Poulsenのヴィンテージランプもお見事でした。
ベッドにのったzenは木のポーズ。この日の朝はカタママの無料アクティビティーであるyogaをした私。母の真剣な姿をはじめて見て、おしゃべりな嫌々期であろう2歳児の彼もジーっとズッと観察。空気が読めるようになったのね。ママ ヨガ カッコヨカッタヨーとダウンドックまでもして見せた。アクティビティーといえばこれまた個性的で、フロントのバー Akademi ではカクテルワークショップも。素材や製法を新しい技術や素材を使って再構築するミクロジストのバーテンダーから教わるとなっては楽しくないはずがない。旦那様は私と子の寝てる間に、とうもろこしの 香りだけ を生かしたカクテルを教わったんだとか。
そしてカタママの圧倒的なセンスを感じる代名詞としてあげられるのは、全客室に本格的なバーエリアが付いている事でしょう。
リキュール、フィレッシュフルーツ、ビター、器具、製氷機などが備わっていて自分で作るもよし、スタッフを呼べば部屋の中で作ってもくれる。これがまたとびっきり美味しいのよー。スタッフはみな大らかで優しく、zenにも必ず声をかける。みなポテトヘッドに行くからか、ホテル内のプールはいつもプライベート状態。
ほとんどの日数をホテル内で過ごしてしまった理由をわかっていただけたでしょうか?
次回後半は敷地内にある、いくつかのレストランのことを書こうと思います。
最後にカタママとは ママが言うには、、 の意。なんて可愛いのでしょう。では。
katamama https://www.katamama.com/
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