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「唐津くんち」にいってきた
パリからのお友達が佐賀県唐津の祭 “唐津くんち” にあわせて帰国するとゆーことで、便乗させていただきプチトリップしてまいりました。
てっきり当日まで「唐津くんち=唐津君家」と思っており、九州のお友達のご自宅に集合するのかな、なんて無知がイタイ私でしたが、、唐津くんちとは、漆の一閑張りと呼ばれる技法で製作された巨大な曳山(ひきやま)が笛・太鼓・鐘の囃子にあわせ「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに、唐津市内の旧城下町を練り歩く、唐津ではお正月といってもいいほど盛大な祭りなんです。艶やかな漆の曳山は本当に美しく立派で感動いたしました。
この日は、池田屋呉服店さんの屋根にのぼらせていただき拝見。若旦那はじめ皆様ご親切にありがとうございました。
さてさて初の唐津訪問。ユカリねーさんのお友達のお店をご挨拶周りと称し、伺わせていただいた「銀すし」さんには脱帽。
銀ちゃんのハッピーオーラ全開なキャラクターに、凛とした店内、キュッと細めな寿司のフォルムはフェミニンで美しい。なによりも地のお魚の美味しいこと。とろける白い鰹を食したのは初めて。お米も酢の入り方もすべてが絶品で、なんとも口角の上がる時間でした。
銀すし 佐賀県唐津市浜玉町浜崎1096-3 0955-56-8288
そしてお次は洋々閣さんにて中里隆氏、中里花子氏、中里太亀氏のギャラリーで唐津焼きを拝見。
そして、うなぎ「竹屋」さん。
パリ在住のお2人。今回すべてアテンドしてくれた料理研究家のユカリさん、Van Cleef & ArpelsのデザイナーKODO君、そして東京組は私とガイスー。あ、ただいまガイスーことスガイトシユキ氏は銀座エルメスのショーウィンドーを手がけててるので、ご覧ください。 → http://www.maisonhermes.jp/feature/6368/
登録有形文化財に指定されている建物で味わう鰻はこれまた格別。女将、基予子さんの笑顔も格別。鰻丼に肝吸い、白焼き、骨せんべい香ばしくてとても美味しゅうございました。祭り囃子を聴きながら、いとをかし。
竹屋 佐賀県唐津市中町1884-2 0955-73-3244
暖かい人達と地の肴にふれ、ココロもイブクロもいっぱいに満たされた。唐津に行きたくなったでしょ?