愚痴っちゃいました
今回も愚痴っちゃいました。
けど、会社は儲けないといけえないものなのは理解してます。
イベントがないのに何も動けないのもわかる。
小さいイベントでも良いのでカメラマンに仕事振ってもらえないか?って
提案したら、採算取れないから無理と言われた。
ちょっと呆れたけど、そうだねって思った。
でもどうだろう、しっかりした仕事ができてれば、良い写真が撮影できれば、
きっとお金はついてくると思う。
とかく目先のものを追いかけがちだけど、こういうところも大事じゃないだろうか。
いくら撮影枚数が多くても、カメラマン人件費を安く抑えても、いらない写真ばかりなら、結果はついてこないと思うんです。
以前社員さんに言われたこと「マラソンなんてカメラ覗いてファインダーに入ってきたら押せば取れますよね」って。
こういう考え方の撮影会社は伸びないし終わってる。
確かにそういう撮り方でも売れるんです。でもそれは仕方なく、他に無いから買ってもらってるっていう考え方でないと先はないと思うんです。
自分は雑誌など経験して来ましたが、雑誌が売れても実感がないんですよね。
イベント撮影販売は、参加者が欲しい!良い!と思わないと買ってもらえないんですよ。
なので毎回、今日はどういう写真を撮ろうかな?って考えて撮ってます。
マラソンといえども、接近戦なので体感スピードは速いです。
よくスケールスピードって言われえますが、ゴーカートのスピードって
まあまあですけど、スケールスピード考えたらF1なみの早さって事です。
側から見れば簡単に見える撮影も結構大変ですという話。
前出の社員さんは現在、執行役員だそうです。
あかんな。
撮る人、撮られる人の気持ちがわからない会社って事。
自分はいつもこの撮影に入る時に思うことがある。
ファインダー越しの一期一会。
みんな知らない人、でも手を振ってくれる。笑顔になってくれる。
1/1000秒の出会いと別れなんですが、記憶の一瞬を残す仕事だと思うんです。
現在までに1200万枚撮影して来ました。
日本のどこかで、自分の撮影した写真が飾られているか、アルバムに入っているか、でもみんな私のことは知らない。でもいいんです。
自分もみんなも写真でその時の思い出が蘇れば。
写真ってその扉を開ける鍵だったりするんだよね。