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地テシ:295 明けた?

明けたね!
明けました!
明けましたとも!

色々とあった2022年も明けまして2023年になりましたよ。私はほぼ毎年年末まで、だいたいクリスマス頃とか、場合によっては年越しイベントも含めて翌年の頭まで舞台をしているコトが多かったので、12月の後半が丸々オフというのは久しぶりでした。
かといって特にすることもなく、趣味である散歩とかゲームとか映画鑑賞とか読書とかを思う存分堪能しておりました。散歩は趣味でもありますが運動不足を補うための運動でもありますので、日によっては2時間12kmとかのハイペースではありますけどね。
いやあ、久しぶりのノンビリタイムは楽しいですねぇ。ただ、かねてからの懸案である部屋の掃除は一向に捗りませんけど。

ちなみに今年の年越しもゲームしながらでした。もちろんさ。最近もっぱらプレイしているのはXbox Series Sでの「Vampire Survivors」でして、まったくもって時間泥棒な最高にシンプルで最高なゲームです。なにしろ攻撃ボタンのないシューティングRPGってんですから他に類を見ません。こちらについてはまた近いうちに書きたいと思います。


さて、年も明けたということで、昨年の仕事をザックリと振り返ってみましょうか。いや、ただ単に自分の備忘録としてなんですけど。

舞台は4本。1月の1ステージだけの「蟹工船舞台初日」から始まり、3~5月の劇団☆新感線「神州無頼街」、7月にはdopeAdope「フェイクキラーズ」、9~12月には劇団☆新感線「薔薇とサムライ2」の4本です。来週もまた見て下さいね。ンガッグッグ!
トークイベントとしてはドナインシタイン博士とのドナ禁「禁断の昭和ポップス」を大阪と東京で行いました。ネタを仕込むのは大変ですけど、好きなことが話せるトークイベントって楽しいですね。

音声では劇団員の保坂エマさんと大阪を歩き回った雑談散歩が配信されましたね。まあ私はただ歩きながら喋っただけで、編集もリリースもエマさんなんですけども。

映像の撮影はありませんでしたが、出演した映画「大怪獣のあとしまつ」が2月に公開され、今ではAmazon Primeなどで定額視聴できますよ。ゆるい、ホントにゆるい怪獣映画がご覧になりたければ、ぜひ。

それと、いつもチラシを作らせて頂いている大阪の劇団プロジェクトKUTO-10さんのチラシデザインもやりました。去年末には「三大劇作家、逮捕される!」を、今年末には「和解」を作らせて頂きました。

「和解」は3月上旬に大阪・ウイングフィールド、3月中旬に東京・こまばアゴラ劇場ですので、こちらもどうぞよろしくメカドック。

あとは連載の演劇専門誌「えんぶ」誌上にて「人物ウォッチング」を6回、演劇サイト「日刊☆えんぶ」にて「未確認ヒコー舞台:UFB」を12回。どちらも長く続いている連載です。

こんなものかな? 案外仕事してないな、私。いや、そんなことないよね。これはこれでいいよね。


さあ、そんなワケで2023年ですよ。うさぎ年ですよ。令和もいよいよ5年ですよ。石の上にも3年ですよ。3年目の浮気ですよ。
そんな今年の一つ目の舞台はいきなりやってきます。「海底二万里稽古初日」は1/4(火)の14:30から、なかのZERO小ホールですよ。

ジュール・ヴェルヌの小説「海底二万里」を舞台化するという架空の演劇の稽古初日を劇場で公開致します。それって稽古なの? 本番なの?

演劇には長い稽古が必要です。その稽古初日には緊張感やら期待感やら意気込みやら不安感やら、様々な感情を携えてスタッフ・キャストが全員集まるのです。そして《顔合わせ》とか《本読み》とか、色んな行事をこなしていくのです。
そんな稽古初日を公開しちゃおうってんですから中々に斬新な企画です。実は昨年の1月にも同様の企画が行われまして、ほぼ同じメンバーで挑戦しました。そして案の定バタバタした稽古初日となりました。さて、今年はどんな稽古初日になるんでしょうか。
演出は前回と同じく演劇ロボット・腹筋善之介さん。共演者は演劇マシーン・小須田康人さんと万年演劇青年・西川浩幸さん。そして今回初参加となるのは変幻自在ロックシンガー・ROLLYさん。
ROLLYさんとは1993年の「ロックオペラ ハムレット」以来、なんと30年ぶりの共演です。うわ~、久しぶり!

1/4という仕事始めとかと重なって忙しい時期に行われますが、後日編集版のオンライン配信もあるようですので、気になる方は是非ホームページでご確認下さいませ。多分、今年もいい感じでバタバタしますよ。


そして1/13(金)からは劇団☆新感線「神州無頼街」のゲキ×シネが始まります。昨年上演されました舞台の映像が、全国の映画館で上演されますよ。

その次は3~5月の劇団☆新感線「ミナト町純情オセロ」ですよ。

三宅健さん、松井玲奈さん、寺西拓人さんという魅力的なゲストをお迎えして、シェイクスピアの「オセロー」を戦後間もなくの関西っぽい場所に翻案した、関西ヤクザ風味の「オセロー」です。猥雑で混沌で嫉妬にまみれた、でも純粋な愛の話です。ゲストの皆様の見たことの無い姿をご覧頂けることと思いますので、是非ともお越し下さいませ。
原作がシェイクスピアだからって堅苦しいことは何もありません。青木豪さんによって力強く判りやすく、そして面白く翻案されております。やっぱりシェイクスピアって人間の感情をシンプルに端的に描いているってコトがよく判りますよ。

そのイメージビジュアルが徐々に解禁されていっておりますが、私の場合はこんなコトになりました。

目つきが悪い! 今さら言うことではありませんが、私は目つきが悪いんですよ。殺し屋の目をしていると言われているんですよ。
でも、私の役柄は市会議員の先生ですからね。このビジュアルで登場するワケではありません。こちらはあくまでもイメージビジュアルですからね。
でもまあ、戦後間もなくの関西っぽい町でのヤクザ抗争に翻案された「オセロー」の世界観はこんな感じなんです。戦後の関西を必死で生き抜くパワフルな人々のうねりを感じて頂ければ幸いです。


さあ、そんなこんなの行く年来る年。昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしく願い致します。色々と大変な時代ですが、だからこそ元気にパワフルに生きていきましょう!