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地テシ:263 「神州無頼街」終わったってよ!

やー! 終わったよー! 無事に終わったよー! 「神州無頼街」が全ステージ無事に終わったよー! 千秋楽の2ステージはやっぱ大変だったよー!


っていう話です。はい。無事に終わりました。いや、急に冷静になったな。
そりゃあもう、そうでしょうとも。思い起こせば2020年の春。本来ならば2020年の秋に上演予定だった作品が、一旦は中止になって、そんでもってそれが延期となって、ていうか色んな人の努力と忍耐で延期ってコトにできて、そしてそれがようやく二年越しに上演できたのですから、感慨もひとしおってトコロですよ。ちなみに、ひとしおは一入って書きますよ。

まあ、取りあえずホッとしているというのが本音です。なんとか走り切れました。色んな方向に感謝しながら頭を垂れる今晩です。こういった状況はまだまだ続くと思われますが、今はこの幸運に感謝する今晩です。あ、「今」が被っちゃった。まあ、そんな夜ってコトです。


あとね、終わってしまってからなんなんですけど、知らなくても特に困らない「神州無頼街」の基礎知識がまだいくつかあったコトを思い出しました。書こうと思っていたのですけども、書くのを忘れちゃっていたんです。
だもんで、今さらですが、そんな知っていなくても特に問題ない基礎知識を三つだけ。

●「秋津島に流れついた男だから《秋津永流》」というセリフがありますが、秋津島というのは日本の別名です。元々は大和国のコトだったのが本州全体のコトになり、そして日本国を指すコトになりました。神話の時代から連綿と受け継がれてきた古称です。
●《深陰童子(みかげどうじ)》という人々が出てきまして、ミカドを警護する一族なのですが、このインスパイアの元は《八瀬童子(やせどうじ)》だと思われます。八瀬童子は天皇の駕籠や棺を担ぐ人々でして、室町の昔から連綿と受け継がれてきた一族です。また、伝説では鬼の子孫であるとも言われています。
●主人公が傷つき倒れて寝込む時、回復までに三日三晩かかるのは「カリオストロの城」から連綿と受け継がれてきた伝統です。

そんな連綿と受け継がれてきた基礎知識を今さらながら連綿と受け継ぎました。受け継いでいきましょうよ。


さて、二年越しの宿願を果たしてホッとしているトコロですが、6/5と6/12に開催されるドナ禁カフェ「禁断の昭和ポップス」のネタ繰りに大忙しの私です。東京の方はすでにキャンセル待ちですが、大阪の方ならまだ余裕があるそうですので、関西近辺の方で理屈臭い話が好きな方はゼヒ。昭和ポップスに興味がある方ならば特にオススメですよ。

http://donalab.jp/donaken/cafe.htm

そんなこんなの今晩。そんな夜があってもいいでしょう。いいでしょうとも。
ではまた。