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地テシ:281 「薔サ2」新潟始まって終わるよ!

先々週の富山に続き劇団☆新感線「薔薇とサムライ2」新潟公演も無事に始まりまして、そして明日で終わります。
舞台稽古の途中で台風14号が真上を通過したりしましたが、なんとか無事に進めました。西日本、特に九州地方の皆様におかれましてはご無事でしょうか。今年最大級の台風というコトもありまして、被害を被った方も多いかと思われます。まだご不便な生活を強いられている方々もおられるかもしれません。どうぞお気を付けてお過ごし下さいませ。
さらに、本日は台風15号が東海・関東地方を襲ったようです。こちらもどうぞお気を付け下さい。

その新潟公演でのグッズ販売に関して、新感線ブログにてお願いが掲載されております。新潟公演に限らず、今後の会場でのグッズ購入でのご注意も含まれますので、ご購入をご希望の方はご一読をお願い致します。

ええとそれから、新潟公演は明日で終わりますが、終わっちゃうのではありますが、実は新潟公演では劇場の構造によりまして、他の劇場とは違った演出が施されているシーンもございます。
もちろん劇場の構造は千差万別ですので、会場によって演出が微妙に変更されることは多いのですが、新潟バージョンは中々にレアなケースです。明日終わるのに今さらそう言われてもとお思いかもしれませんが、一応ご報告まで。

こちらが会場の新潟県民会館。なんだか四角い劇場です。

でね、その変更とかもありましてね、中々に忙しい舞台稽古の日々だったんですよ。ですので、新潟の散策が進みません。台風も来ちゃったし。色々と行ってみたい場所もあったのですが、なかなか思うに任せない新潟の日々です。

そんなワケでして、今日の段階では何やら楽しい新潟話をお届けすることができません。だって忙しかったんだもん。
ですが、今回知ったちょっとした新潟ご当地話を一つだけ。主に新潟県内でだけ使われている漢字があるのをご存じでしょうか。

その漢字というのが「泻」。

実は、会場である新潟県民会館の備品に手描きで「新泻県民会館」と書かれてあるのを見つけましてね。不思議に思いましてちょっと調べてみました。
「泻」というのは「しゃ」と読みまして、新潟の「潟」の略字(もしくは異字体)なんですって。「潟」って画数が多くて書きにくい漢字じゃないですか。で、地元の方が手描きで「新潟」と書く時には、場合によっては「新泻」と書く場合もあるのだそうです。へー!
もちろん書く人の世代によっても違いますし、状況によっても違うのでしょうが「こう書くこともある」んですって。初めて知りましたよ。
ちなみに、現地・新潟のスタッフさんに聞きましたら、若い人でも「新泻」は読めるし判るんだけども、自分ではあまり書かないんだそうです。なぜなら「潟」の字を死ぬほど練習させられるからですって。なるほどね~。


さあ、そんなこんなの新泻の、いや新潟の日々も明日で終わりです。なんとか無事に最後まで航海を終えて、次の寄港地である大阪に向かいたいものです。
まだまだ航海は始まったばかり。なお一層気をつけて参りましょう。まずは新潟の千秋楽ですぜ。どうぞお楽しみに!