地テシ:268 「フェイクキラーズ」間もなく始まるよ!
舞台本番直前の私ですが、まずは最新ゲームの話題を。
前回にもお話し致しました、先日発売されたばかり(ちなみに買ったのはXbox Series S版)の最新ゲーム(だけど収録されているのは過去作×10)の「カプコン ファイティング コレクション」には「ヴァンパイア」シリーズが5作品収録されているのですが、買ってすぐに5作品ともエンディングまで到達しました。もちろんミイラ男であるアナカリス王で。
この「ヴァンパイア」シリーズは1994年から2000年頃までゲームセンターで稼働していた対戦格闘ゲーム。「ストリートファイター」シリーズで対戦格闘ゲームの黄金期を築いたカプコンさんが展開したシリーズでして、世界各国のモンスターたちが闘いを繰り広げます。モンスターたちだから当然といえば当然なのですが、動きが人間離れしていてカッコイイんですよ!
動きも攻撃方法もとにかく派手で何でもアリ。それが膨大なアニメーションパターンで描かれますのでヌルヌル動きます。美麗で派手でエキセントリックな動き。見ているだけでも楽しい格闘ゲームです。
ちなみにアナカリスでプレイした場合、調子が良ければ1クレジットでエンディングまで行けます。しかも、強力な対空技であるしゃがみ大パンチ(通称ロボポール)と、画面端まで伸びるコブラブロー(←→P、通称ロボズーム)、そしてしゃがみ中パンチのたった三種類の技だけでね。ああ、楽しいなあ。
それと、リリース前からかなり話題になっていたSwitchのインディーゲームである「Elec Head」がかなり面白い! ファミコンライクなシンプルな画面で楽しめる、シンプルなパズルアクションなのですが、これがまた良く出来ているんですよ。
いずれ詳しく書きたいと思うのですが、取り急ぎ「てっけん」さんによるnote記事を貼っておきますね。素晴らしい紹介記事です。
シンプルなのに難しい。そして楽しくてカワイイ。私はまだ中盤で行き詰まっておりますが、ボチボチゆっくり攻略したいと思います。
いやいや、ゲームばかりしているワケではありませんよ! いよいよdopeAdope「フェイクキラーズ」が来週、というか今週半ばの7/7(木)から開幕するんですよ! あと数日です。もう目前です。稽古も順調に進み、それはそれはもうミッチリと濃密な稽古をしております。
そんな稽古もそろそろ大詰め。通し稽古なんかも始まっておりまして、細かい部分をブラッシュアップしたりしながら更に強度と精度を上げていっております。これがね、面白いんですよ!
犯人が分からずに迷宮入りしてしまった殺人事件。事件から丁度一年後、ある廃ビルに集められた六人の容疑者。莫大な報酬と引き換えに行われる真犯人捜し。残された時間はわずか一時間。誰が真犯人なのか、そしてどうやって殺したのか。
当然のコトながら、お互いの心理を読み合う駆け引きが行われます。となれば緊張感のあるシーンの連続で、怖かったりピリピリしそうなもんじゃないですか。ところが! これが面白いんですよ!
何しろ容疑者たちがクセモノ揃い。もうね、みんな怪しい。しかもそれぞれが妙な理屈をこねて無罪を主張するくせに、変な根拠で犯行をほのめかすんです。なんだそれ!
もちろん純然たるコメディとかではありませんから爆笑とかではないのですが、見ている内に巻き込まれて、そのうちになんだか可笑しくなってきてしまうのです。
僅か五日間の公演ですが、それなのに9ステージもあるので大変そうですが、小さな劇場ですのでうっかりしていると見逃してしまいますよ。
すでに当日精算予約も始まりました。ソールドアウトになる前に、ぜひ!
小劇場ならではのコンパクトな空間で濃密な会話劇を。特に初日辺りが取りやすいそうですので、この暑さに負けずに新宿御苑前あたりにお越しになれる方はゼヒ!