不安は、未来にしかない。
初めての、お話し会を開催することができた。
前日の夜、娘がお話し会に同席することが決まった。
血の気が引いた。笑
大袈裟かもしれないけど、本当にそんな感じ。
風邪気味の娘が保育園を休むことになったのだった。
初めてのお話し会、それだけでもドキドキしている。
時間を作ってくださった方が4名もいる。
さあ、どうする。
「大騒ぎして、お話しどころじゃなくなるんじゃないか」
想像して、不安になる。
不安は、いつも「今」にはない。
不安は、まだ起きてない「未来」にある。
参加してくださる方から、延期でもいいですよ、と優しい声を掛けていただく。
とってもほっとした。
そして、安心したわたしの中から
「やってみないと、わからないよね」という言葉がでてくる。
するすると、自分の行きたい方向が、見えて来た。
全てが繋がって、愛の方向へ導かれている感じ。
よし、やってみよう!!
そんな気持ちで眠りについた。
翌朝、お話し会当日の朝。
咳がでて、機嫌の悪い娘がいた。
「まま、だっこ」と言って泣いている。
またまた、不安を感じる。
「お話し会、無理かもしれない」
何度も何度も、わたしの心を試す波がくる。
さあ、どうする?
再び、わたしはわたしに問いかけた。
チラッと時計を見たら、9:24。
私の誕生日の数字だった。
その時、私の中の私からGOサインが送られているような気がした。
そして急に、わたしは1991.9.24 この日を選んで地球に来たんだ!と思った。
わたしはわたしの人生を選んできた。
全ての経験に意味がある。すべての選択が最高最善。○も×もない。
そんな言葉たちが、すっと湧いてきた。
だから、とにかくやってみよう!!!と、
心の底から、覚悟が決まった。
結局、娘はお話し会の半分以上は寝ていてくれた。
起きてからも、静かにお菓子を食べながら、私の膝の上にいてくれた。
その光景が嬉しくて何度も涙が出そうになった。
お話し会は、背伸びをしないで、今のわたしの等身大の思いを、お伝えすることができた。
心を寄せて聞いてくださる参加者のみなさんのあたたかさにも、すごく支えられた。
終わったあとは、ほっとして
「まま、がんばったよー」と娘に言うと
「〇〇も、がんばったよー!」と言われた。
その時、1年前のわたしと比べると、びっくりするほど、手放せたことが多いなと思えた。
娘と2人きりで過ごすことが苦しくてしょうがなかった1年前のわたし。
完璧にやらなくてはいけない、
失敗しちゃいけない、
人に迷惑をかけちゃいけない、
娘がいたら好きなことができない。
そんなブロックたちが、気がつけばすべてなくなっていた。
これからも新しいブロックはきっとでてくる。
でもその度に「さあ、どうする?」と
わたしに問いかけて、本心のままに進んでいきたい。