容量0ミリ・アフォリズム【Sandwiches #52】
「Season 2」では二日に一回は短い文章にします、更新時間も決めません、そうわざわざ宣言したもんで、いや、今日一日あえて更新せずに過ごしてみたのですよ。これがもうあかん、そわそわがとまらん！この約50日間、欠かさず12時までに更新ボタンをおしておったわけ、ささやかでも立派なルーティーンだったわけ……。体がね、更新ボタンを押したがるのよね。ほんとうよ。
ちょっぴりさみしい気もするが、変化も必要だということでひとつ、おのれを静かに律してキーボードへと向かっております。夜の21時です。
今日はなにをしていたかと言えば、合間にNETFLIXの視聴などをはさみつつもひたすら曲の制作でありました。noteの更新をせぬかわりに午前中から紙のノートとにらめっこ、ひたすらことばを書き散らしては歌い、書き散らしては歌いの繰り返し。ご近所に迷惑じゃないかしらん、と窓を締め切っているもんだから暑いのなんのね、とうてい人様に見せられぬ姿でマイクの前に立っておった。
ただちょっとびっくりしたのが、「note、今日は短くていいんだ」と思ったとたんの妙に肩の荷がおりたような軽い心持ちでありまして、制作も存外捗ってしまうわたしでした。もちろんたのしく書いてはいたが、あれね、毎日午前中からそれなりのパワーを消費しておったのが、午後の制作の振るわぬ一因だったかもしれん。今日はひさしぶりによいメロディが書けた気がして、うきうきばんばんです。
……とここまでかけばもう600字ほど使っていて、この50日間で得たものといえば無駄に文字数を食いつぶす術のような気がしてまいります。「うきうきばんばん」なんてふざけた副詞を使うくらいなら、すこしでも読むものをハッとさせる八文字をひねり出せとも思うよね。
や、しかし読者をどうこうというのは驕りでありますから、あくまでおのれをつらぬくことが先決といいますか、ほら、言っている間に800字を越してしまった。
ここは、迷いも記してのこすべし！ 胸をはってペンを置こうと思います。なんじゃそら、とお思いでしょう。わたしもです。これでええんやろか、と汗をたらたら流しておりますが、「Season 2」徐々にチューンナップしてゆきたい所存です。なにとぞなまあたたかい目で、よろしくお願いいたします。また明日。
●本日の一曲
ここで、お恥ずかしながら最近になってSpotifyの有料会員になったことを告解したい。ながらくApple Music派を名乗ってきたが、いや、新しい音楽との出会いにかけてはSpotifyもなかなか優秀でありますね。Cautious Clayなるこのアーティストもたまたま見つけたのだけど、スムースで心地よく、気に入りました。
＊＊＊＊＊
そして、本日もおたより返信ございます。
●ペンネーム：ラビットガールオングリーンさん
こんにちは。ライブでsp404を使われていると思いますが、どのような使い方をされていますか？ 機材に興味があるので紹介していただけるととても嬉しいのでよろしくお願いします！
＞＞機材についての質問はめずらしい！ 投稿ありがとうございます。 おっしゃられている通り、maco maretsは普段RolandのSP-404SXという機材をライブで使用しています（こちらです↓）。
用途としてはもっぱらトラックのポン出し（頭から再生して流しっぱなしにすること）が多く、ライヴ中に細かくパッドを叩いたりということは稀です。個人的にはAKAIのMPCシリーズのように演奏楽器的な使い方をするにはちょっと向かない機材だと思っていて、とくに歌いながらあれこれいじるのはどうにも難しい。最近はちょろりちょろりとエフェクターを触るくらいになっています。
ただ、わたしの場合はいわゆる「バックDJ」がいないので、ステージ上で、自分の好きなタイミングで簡単に曲をかけることができるという意味で重宝しています。持ち運びもしやすいし、電池駆動もするし、県外遠征なんかのときも安心（油断すると壊れるけれど……わたしのはいま2代目です）。なんやかんやでもう5、6年ほどSP-404SXを使ったライヴを続けています。
ちなみに制作の際に使用することはほとんどありません。以前はSP-404の内臓エフェクターにビートを通すことでより「ローファイ」な（これ、とても苦手なことばですが）音の手触りを生み出す方法も流行していましたが、どうなんでしょう。最近はみなさんどうされてるのか、わたしも気になってきました。調査してどこかで報告しますね！
（お便り急募！！ 下記フォームからお気軽にどうぞ↓）
＊＊＊＊＊