同期発電機の安定度向上のために設計上考慮すべき事項とその理由を答えよ
この問題は「電験1種の問題」である。
昭和時代、電験は口頭面接があった。その試験問題に「安定度」が存在していて、メインの如く出題されてきた経緯がある。
これがその問題文だ。
ちなみに、電験2種も後を追うように「安定度」が出題され、今ではメインコンテンツとなりつつある。
昨日配信した「過渡安定度」「定態安定度」に関連してくるから、本記事も合わせて記憶しておいて欲しい。
このようなグルーピングをする記憶方法がものすごく電験二次試験には効果的。
100の知識を単体で覚え込むと100回の記憶をしないといけない。その復習にも手間がかかる。
記憶は糸のようなシナプスが繋がることで保存されることが分かっている。
グループ化しておくことで、単体の記憶を忘却してしまったとしても呼び起こすことができるようにしておくといい。
頭が良くない自分が電験を攻略しようとした時にぶつかった最大の障壁「記憶容量」はこのようにして克服していった。
ということで今日の問題に早速取り掛かろう。
問題
同期発電機の安定度向上の為に、設計上考慮すべき事項をあげて、その理由を説明せよ。
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