自分がどのぐらいの問題を解いたのか

今日はちょっと耳の痛い話をしようと思う。

自分にとっても反省すべき事項である。

8月9月はエンジニアにとって、一つの大きな山場がある。

「資格試験の本番」だ。

そこに向けて頑張ることができている者もおれば、あまり勉強できていない人もいる。

それぞれ置かれている環境は違う。

故に他人を指標に責めることも比較することもすべきではない。というのが持論だ。

だが「解いた問題数」には向き合うべき

しかしながら、試験は残酷である。

あなたがどうであろうが、杓子定規で計測してくる。努力を考慮してくれない。

ここから自分たちは逃げてはいけない。

これに関して、自分の体験談を少し話そうと思う。


自分は「配電」の問題が嫌いだ。

言ってしまうと、短絡計算も地絡計算も苦手だが。

電験3種の参考書(完マス)の問題を全問正解をたたき出すことができない可能性もある。

かなりエンジンを温めてからじゃないと、やられる可能性がある。

あと、この時期になると色々な企業から「直前模試」たるものが色々な形で配信されるだろう。

たぶん、全問正解とはいかないと思う。

その原因はなんだろうか??

キルヒホッフやテブナンの定理を使う問題は99%以上間違うことがない。だが、配電の問題になると急にトーンダウンしてしまう。

随分と頼りない男になる感じがする。


それは何故なんだろうか・・・。

その原因は突き詰めていくと・・・

解いた問題数、解いた経験が圧倒的に少ない

という所にあった。

インプットした知識を問題を解くという行為で地ならしできていなかったのである。

もっと詳細に見ていくと、大抵「学校でちゃんと習っていない分野」にかなり苦しむ傾向がある。

「配電」をないがしろにして、自分は避けてきた部分があったのだ。

自分の夢や目標

今後、自分は「登壇したい」という夢(短期目標)がある。そこで得た収入はできれば、これまでやり取りした方にお会いして御礼がしたい。

だが、「配電」「短絡計算」「地絡計算」で間違うような人間、参考書を見て復習しないと戦えない人間だと、この夢は叶わないだろう。

講義が終わったら、生徒の質問を嫌な顔して受け答えしたり、そそくさと控室に戻るじじいのようになるのが関の山だ。

ということで、配電を1から勉強し直した。

勿論、公式の導入から全てノートに書き綴ってだ。そして、過去問も解いた。

完全マスターで言うと、チャプター7が「厄介な配電」だ。

高専の先生が時間の都合で飛ばしていたので、教科書も読み直した。

先週から始めて20時間以上投入

特に苦手な配電分野の勉強に毎日2時間以上投入した。

完全マスターの問題も全て解いた。

2線式、3線式、ループ方式といった型から入り、完全に解ききることを成し遂げた。

そして、その結果、どうなったかというと・・・




だいぶ「得意ゾーン」に入れることができたのである。

受電電圧から電圧降下求める系、ループ系はめちゃくちゃ解けるようになったし、他人にも1から説明できる自信がある。

さらに、電験2種の試験問題にも手を伸ばしてみた。

どんどん対応できる幅が広がっていくことを実感した。


問題数で言えば、30問以上は解いた。(各分野万遍なく、問題を解けているかはこれからチェックする)

とはいえ、だいたいの問題の出方は把握できているし、過去問とのズレもそこまでない。

かなり点が取れる状態になっている。

結論:残酷だけど解いた問題数こそが「自分の仲間」

結局は解けば解くほど、理解が深まっていった。

ループ方式は問題で理解した方が楽。(記号で置き換えて計算するとめちゃ面倒になるから注意)

ここからはやっぱり逃げちゃダメなんだなと感じた。

一方で

「自分は黙読で知識インプットできます」

という方は勿論その方法で頑張ればいい。

むしろ、好きなやり方で勉強して勉強時間が伸びたり、楽しくやれることに越したことはない。

自分だって、昔は古い銭湯の露天風呂で勉強していたことがあったし、プールのぶくぶく(温かいゾーン)で参考書を読んでいたこともある。

田舎だったからOKだったのだが。(最近は厳しい。新聞すらダメ。昔の銭湯のサウナにはむしろ新聞や雑誌が置いてあった)

ただ計算問題はちょっと気を付けておこう。

注意が要る。

見ただけだと意外と身に付いていなくて、問題文とタイマンで向き合った時に「わかんねぇ」となりがちだからだ。

そこはちゃんと自分の能力を自分でチェックしておこう。

ちなみに完マスにも記載されていたが、配電を完全に捨てるのは危険行為に近い。故に基本事項は仕入れておこう。

配電を崩しに行く

今、自分は配電の中でもどのゾーンが点が取りやすいのかを記事にまとめている所である。

最小公倍数を求めるかの如く、解く為に必要な部分、点に繋がる部分をパッケージ化する作業をしている。

※明日には完成します


今年は去年以上に点を取れる記事を目指します。関わってくれた人を合格にまで持っていけるような気付きを与える記事を書いていきます。

今日も皆さまが良い1日を過ごせることを願っています。

桜庭裕介

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