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アメリカ横断を経て


アメリカ横断したいって気持ちだけで

2年前まで、アメリカ横断を考えたことがなかった。友達との会話の中でふとでてきた"アメリカ横断”という言葉。アメリカ大陸を横断するためにはどれだけの時間や費用がかかるのか?、寝るところは?、手段は(how)?などわからないことだらけだった。偉そうにアメリカ横断したって言っているけれど、きっかけは友達の誘い。でも、話を聞いて、シンプルにしたいと思った。それで、した。みんなすごい、って言うけど、全然すごくない。

でも、だから!横断を終えて、今、
これからも「やりたい」という気持ちに忠実に生きていきたい

もう大人なので、気持ちに忠実になると、様々な障害がでてきて、取捨選択しないといけないことも多くなる。だけど自分に正直に生きた方が後悔しなさそう。




実際にアメリカ横断を終えて

正直な感想。世界は広くて狭くなる。
世界は広いから旅をしろって偉い人が言ってたし、世界は広かったってみんな言う。べたべたなやつ。でも、本当にそうだと実感できた。日本でも色々な景色をみてきたつもりだった。文化とか人とか自然とか。けど、国境を超えると今まで自分が見てきたものは本当に小さなもので、到底アメリカには及ばなかった。

・30feet(路線バスの大きさ)のRVの運転
・体感したことのない42度の世界。
・ずーーーーっと続く一本道。
・砂嵐
・脅威さえ感じるグランドキャニオン
・満点の、本当に満点の星空
・カジノ
・真っ白な砂漠
・ドラッグの臭い
・昼と夜の激しい寒暖差

挙げだしたらきりがない。。。
こうやってたくさんの初めてを経験した。それで初めてが減っていく。




知った部分はもう知らない部分ではない

こうやって初めてを減らしていくことで、横断を終えた今、世界は少し狭くなった。少なくとも私がアメリカ横断を通して知った部分はもう知らない部分ではない。

今回は横断メンバーが「バリキャリ!ポジティブ!体力、サイボーグ!」みたいな人たちだったので、みんなのおかげではあるものの、意外とRVは運転できたし、英語でのコミュニケーションもできた、怖い思いをすることもなかった。アメリカ大陸を横断し終わった今、少し自分に自信がついた。偉そうに言うなという感じだけど、、、意外とできるもんなんや。


大学生活最高の思い出に

ここまでこうやってつらつら書いてきたけど、まとめると大学生活1番の思い出になった。楽しいことしかなった。強いて言うなら、きれいとは言えない部屋、ベッド、シャワーの水圧の弱さ、が気になったくらい。笑

でも本当にそれだけ。毎日毎日終わりが近づくのが嫌で毎日日記を書き進めるのが嫌だった。今、日記を見返しても、今日が終わることに対するさみしさを綴っている。いつもなら家に帰ると温かいご飯、温かいお風呂、自分のベッドがあることの幸せを噛みしめたくて、旅は当分いいや、という気持ちになる。だけど、今回は真逆だった。失恋したかのような感覚で、アメリカ生活が恋しかった。早く次の旅の計画を立てたいと思った。

それもこれも全部みんなのおかげ。たくさん感謝を述べたいけど止まらないのでやめておく。


いつも自分が思ったことが消えないように書き留めておきたくなる。
「ジコマン」note。インスタでの発信もその気持ち。けど、それを楽しみにしてた、と言ってくれる人がいるので同じように少しでもワクワクしてくれると嬉しい。

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