ありがとう、ゴメンねの難しさ

誰かに何かをしてもらったらありがとう。悪いことをしたなぁと思ったらごめんなさい。簡単な言葉であるはずなのに、大人になるにつれて使うことが難しく、使い方を間違えてしまう。
昨日のnoteにも書いたが、友人がゴメンね・ありがとうが無かったことにイライラしてしまって喧嘩をした。
ゴメンね・ありがとうってすごく大切な言葉だと私は思っている。そして私はすごく単純な人間なので、ゴメンね・ありがとうと一言もらうと許してしまう。

反対に、何も悪いことをしていないのにゴメンねって言われるとそれはそれでイライラしてしまう。その場しのぎで言っているのではと勘ぐってしまう私の中の意地の悪さがあるからだ。そういった「ゴメンね」には「ゴメンねは必要ないよ」と言ってしまう。

大人になるにつれて、ゴメンね・ありがとうには純粋な感謝と謝罪の言葉だけでなく、色々な意味を含んでしまう。
先にも書いたようなその場しのぎの言葉だったり、潤滑油としてのありがとうだったり、、、
感謝の気持ちが無くてもありがとうと言っておけば円滑に収まるんだろうなと思ってスルスルと口から滑り出る。

それで誰かの気持ちが晴れるのなら意味のある言葉になるのだろうか。でも反対に気持ちが籠っていないありがとう・ゴメンねを受け取ってしまうとイライラしてしまう。

幼いころは言うのも受け取るのも簡単な言葉だったはずなのに、大人になってからは言うのも受け取るのも難しいのは、苦い思いも酸っぱい思いもしてきた結果だからなのか。


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