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【製図試験】おすすめ製図道具・教材

※問い合わせのあった内容などを追記しました(2021.7.22)

こんにちは、macoです。
令和2年の一級建築士の学科試験に独学3か月で合格し、その勢いで製図試験も突破。ストレート合格しました!
学科試験に3か月で合格したスケジュールはこちら
製図試験にストレート合格したスケジュールはこちら

この記事では、製図試験で私が使用した道具教材についてご紹介します。
ちなみに、建築学科卒のくせに学生時代に使用していた製図道具は一つも手元にありませんでした。
なので製図試験のために一から道具を揃えました!

※注意※
一級建築士製図試験に持ち込める道具は細かく規定が決まっています。
必ずご自分で建築技術教育普及センターのHPにて、試験当日の注意事項についてよく確認してください。
試験に持ち込みできないものを持ち込んだ場合は退場となる可能性もありますので、十分に注意してください。

情報収集

学科試験が終了した2日後から製図に使用する道具を集め始めました。
何を用意すれば良いか分からなかったので、まずは先輩合格者の方が使った道具をリサーチしました。

まずは人見知りマンさんの道具紹介の動画を視聴しました。
前年合格者の使った道具は間違いないです。
箱は人見知りマンさんと全く同じものを近所の百均で見つけて購入しました!

↓令和3年verがUPされていました!

↓令和2年度ver(私が受験生の時に見たのはこちらの動画です)

次に、海豆研究所はかせさんのおすすめ道具もチェックしました。
はかせさんはフリーハンド作図者なので、いろいろ参考になりました。

更に、パパ魂さんブログをチェックしました。
パパ魂さんも人見知りマンさんと同じく令和元年12月試験の合格者です。
パパ魂さんは二児の父でもあり、同じ子育て世代ということで親近感がありました!

更に更に、一級建築士の友人に相談して、おすすめ道具を教えてもらいました。
この友人には資格学校選びで迷っていた時にも相談に乗ってもらいました。

製図道具

■製図板
まずは製図板です。いろいろ見て迷ったのですが、とりあえず一番いいやつ買っておこう!と思い、ムトーライナーボードUM-06N8新品を購入しました。
一つ前のモデルより400g軽くなり、重さが2.8㎏だったので持ち運びも大丈夫でした。
あと、黒かっこよくない??

実機を見に行く暇もなかったため、ネットで新品を購入しました。
他の製図板を使ったことがないので比較はできませんが、平行定規の動きはスムーズで扱いやすかったです。
機能的には満足していましたが、ストッパーの位置がペン受け内の右端にあり、一番手前の柱型を書くときに若干操作しにくかったです。
ストッパーがペン受けの外についているものにした方が良かったかもしれません。

あと、私の場合は早々とフリーハンドに転向したので、ほとんど平行定規の出番がなく、こんな高い製図板を買わなくても良かったかな~と思いましたw

図5

■製図用具BOX
製図用具をまとめて入れる箱(ファイルBOX等)はダイソーで購入しました。
こんな感じで道具をいれて使用していました!

図11

資格学校に行くときには、このままリュックに入れて持ち運びしていました。
サイドには時計を設置し、いつも自分の右手側(右利きなので)に置くようにしていました。
ファイルBOXの中にも電卓を入れる箱とペン立てを入れて、細かく整理できるようにし、自分の使いやすいように工夫していました。
どこに何があるか一目で分かるようにしておくことで、持ち替え時間のロスを最小限に抑えていました。

図14


■シャープペン・芯・消しゴム
シャープペン・芯・消しゴムはこちらを使っていました。

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作図用のシャープペンは何本か買って試しましたが、最終的にはステッドラーの製図用0.5mm(シルバー)0.7mm(ナイトブルー)に落ち着きました。
ちょっと重めなところが気に入っていました。
私は軽いシャープペンは使いにくいと感じたため、わざと少し重いものを選びました。この辺は好みだと思います。
文字・什器・外構・寸法線・断面図の捨て線を0.5mmで、延焼ライン・柱・壁は0.7mmで書いていました。
持ち替えるときにいちいち確認しなくていいように、芯の太さで軸の色を二色に分けていました。
また、ステッドラーの925は軸のところが金属で痛いので、はかせさんおススメのグリップをつけていました。
シャープペンは念のため2セット準備していました。

※3月10日追記
1点思い出したことがあるので追記します!
グリップですが着けるのがものすごく大変です!
え?これ入るの???っていうくらいキツイ、、、
ちょっとずつズラしながら、グリップがちぎれないようにそーっと引っ張って取り付けました。
一度付けてしまえばズレたりしませんので、最初に取り付けるときは頑張って下さい!

記述用のシャープペンクルトガのラバーグリップ0.5mm(ブルー)を使っていました。
クルトガはご存じの方も多いと思いますが、一画書く度に芯が回転し、常に芯先が尖った形状を保ち、一定の太さで文字を書くことができるシャープペンです。
その中でも軸のところにラバーグリップが付いているものを選びました。
これは、学科試験の勉強中から使用していたものです。
苦しい学科を乗り越えて、製図の記述でも活躍してくれました。愛用品。

シャープペンの芯0.5mmはHiUniのB0.7mmはuniのBを使っていました。
0.7mmもHiuniが良かったのですが、Hiuniは0.7mmの取り扱いがないためuniを使っていました。
私は筆圧が強いので、Bで十分でした。
友人はかなり濃い芯を使っていたそうなので、これも好みが分かれると思います。

消しゴムは4種類使っていました。
ぺんてるのアインクリック(ノック式消しゴム)は消しゴムが三角形で、角で消しやすかったです。
MONOのモノゼロ角型は細かいところを消すのに重宝しました。
いろんなカラー出ているので、好きなカラーをチョイスできます。
私は角型を使いましたが、丸型もありますので、そちらもチェックしてみてください。
大きい消しゴムはMONOのダストキャッチと家にあった普通のMONOの二つを使っていました。
ダストキャッチをメイン使いで、普通の方は予備として持っていました。
消しゴムはよく行方不明になるので、二つ以上持っていた方が良いと思います。

■VANCO(バンコ)
三角定規にテンプレート機能のついたVANCOはみんな使っていました。一級建築士製図試験のマストアイテムといっても過言ではありません!
8割以上の受験生が使っているんじゃないでしょうか?
私はフリーハンドで作図していましたが、捨て線と延焼ラインと柱型はVANCOで書いていました。
学科試験終了後、10日くらいするとVANCOが売り切れて、メルカリ・Amazon等で値段が高騰しますので、これだけはすぐ買った方が良いです(マジで)。
日建学院の物販でも取り扱いがありました。

■ヘキサスケール
三角スケールや折りたたみ縮尺スケールというものも試しましたが、ヘキサスケールが一番使い易かったです。
三角スケールだとくるくる回さないといけないので、結構手間でした。

■刷毛
刷毛はウチダの製図用ブラシ(小)を使っていました。
約20㎝くらいで小ぶりですが、これで十分でした。
消しゴムのカスを手で払おうとすると図面が汚れるので、刷毛はあった方が良いと思います。

■まくら
ダイソーでレンガを二つ購入し、まくらとして利用していました。
レンガと言いつつも、もちろん本物のレンガではありませんよ〜!四角い発泡スチロールのことです。

軽いし、製図板と一緒に持ち運んでいました。
これを製図板の下に設置して使っていました。
本番でもこれを使用し、めちゃくちゃ狭い机にも設置できました。

図6
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■時計(ストップウォッチ)
時計はこちらの2つを使っていました。

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1つ目は人見知りマンさんも使用していたCASIOデジタルタイマーです。
最大4つの時間を計測できます。
私はエスキス、記述、作図時間をそれぞれカウントアップで計測していました。

道具を入れていたボックスにクリップで止められてとても便利でした。
ただ、軽く触れてもボタンが反応してしまうので、少し注意が必要です。

こちらは音を消す機能がないため、裏を開けて中の配線をハサミで切りました!
裏のネジを3か所外すとこんな感じです。
赤と黒の線が2本あり、2本とも切ります。これで音はでなくなりますよ~!(2本とも切っても爆発しないので、思いっきりやっちゃってダイジョブです笑)

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2つ目はLIORQUEキッチンタイマーです。消音機能が付いています。
こちらのタイマーでは6時間30分をカウントダウンで計測していました。
試験開始と同時に押すことで、こちらを見れば残り時間がすぐに確認できるようにしていました。
購入したときは約1300円だったのですが、今見たら金額が爆上がりしている、、、
こちらでなくとも良いと思うので、試験時間全体を計測する時計はあった方が良いと思います。
ボタンの押し心地が固目です。しっかり押さないと反応しません。

アラーム等、音の機能の使用は不可となっていますので、注意して下さい。
音の出る時計はルール違反ですし、周りも迷惑するので絶対に使用しないようにしましょう。

■電卓
電卓は家にあったものを使いました!CASIOの電卓です。

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電卓を選ぶ基準としては√(ルート)の計算ができることボタンが大きくて押しやすいことが重要だと思います。

ルート計算がついていた方がよい理由としては、大空間や屋外施設がある場合、要求面積をルートで計算すると正方形の場合の一辺の長さを簡単に求められるからです。
例えば60㎡の吹き抜けを要求された場合、60のルートを求めると7.7...となりますので、正方形の場合の最小整数は8mということが分かります。100程度までは暗算でできますが、100を超えた辺りからはルート計算した方が早いので付いていた方が何かと便利です。

また、MR、M-、M+が使えると計算が楽になるため、MR、M-、M+がついている電卓をおススメします。
MRの使い方は各自でググってください!(私はMRの使い方を知らなかったので夫に教えてもらいましたw)
 
液晶上段に計算式が表示されて、カッコ計算ができるアスカの電卓も人気ですが、あの電卓ルート計算できないんですよ、、、以前はルート計算できるタイプも発売されていたようなのですが、廃盤になっていたので諦めました。

■マスキングテープ+テープカッター
製図板に用紙を固定するためにマスキングテープを使用していました。
粘着力が強すぎず、使いやすかったです。
テープカッターを使うと切り口が綺麗に切れるのでおすすめです。

■A2クリアファイル(図面入れ)
図面などを入れて持ち運ぶときにこちらのA2サイズクリアファイルを使っていました。
はじめは2つだけ購入したのですが、使いやすかったので追加でさらに2つ購入し、合計で4つ使用していました。
私は資格学校に製図板を毎回持ち運んでいたため、こちらのクリアファイルに図面を入れ、製図板カバーに一緒に入れていました。
資格学校に製図板を置いている方はバズーカ等を使って図面を持っていくと思いますが、製図板を毎回持っていく方はこれで十分だと思います。軽いし。

■あまり使わなかったけど持っていたもの
ほとんど使いませんでしたが、三角スケール、テンプレート、勾配定規、30cm定規、三角定規、コンパスは持っていました。
VANCOが使えない場合や壊れた場合に備えて、三角定規とテンプレートは持っていました。
三角スケールも常に持ち歩いていましたが、結局は使いませんでした。
勾配屋根だと勾配定規を使うので一応揃えておきましたが、結局課題で一度使ったきり出番はありませんでした。
30cm定規は作図練習の時に敷地境界線を書く時だけに使用してました。
青のテンプレート、30cm定規、三角定規、コンパスは夫(機械屋)のお下がりです。

図13

エスキス用具

■ノック式の蛍光マーカー
課題文の読み取りやエスキスの色分けなど使う蛍光マーカーです。

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蛍光マーカーはこのノック式ハンディラインS一択でした。
エスキス中は蓋を開ける時間すらもったいない。一秒も無駄にしたくない。
ノック式なら蓋を落とすこともないし、最高です!
読み取りではピンク・黄色・青の3色しか使いませんでしたが、図面の色分けは6色くらいないと足りないので、紫・オレンジ・緑も持っていました。
5色セットに紫が入っていなかったので、紫だけ単品で購入しました。
試験の際はピンク・黄色・青の3色のみペン立てに入れていました。

■その他のペン
メモ用などで使用していたペンがこちらです。

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フリクション赤(0.7)オレンジ(0.5)ダークネイビー(0.5)を使っていました。
エスキスで使うのはフリクションの赤とオレンジのみで、ダークネイビー復習するときに使用していました。

サクラフェルトペンは人見知りマンさんの動画をみて購入しました。
最初はエスキスの時に柱の位置の印付けに使用していたのですが、私はグリッド線を書いてエスキスする方法が合っていたので、こちらのペンはエスキスでは使わなくなりました。
代わりに、作図の際に柱型を書くのがめんどくさい時に(エスキス2案目作図の時など)、柱を書く代わりにこのペンを使用していました。

ユニボールシグノ0.38は練習で作図する際に、敷地境界線を書くのに使用していました。
最初はシャープペンで敷地境界線を書いて作図していたのですが、誤って消してしまうことが多々あり、こちらのペンで書くようにしました。
地味に便利でした!

※注意※
型番などが分かりやすいようにAmazonのリンクを貼りましたが、フリクションなどは10本単位でしか買えなかったりするので、ペン類はお店で買った方がいいと思います。

その他の道具

■資料整理関係
資格学校に通っていると毎週課題が出されるんですが、その課題の整理にとにかく苦戦しました。

最初は人見知りマンさんがやっていたように課題をテープのりで張り付けて製本してみたのですが、2課題張り付けた時点で私にはこの管理方法は無理だと悟りました、、、貼るのがものすごくめんどくさい、、、

次に横入れタイプのA4クリアポケットファイルを購入してみました。
横入れタイプなので、見開きにするとA3の資料が収納できます。
ただ、このタイプだと出し入れするときに結構手間が掛かる&ポケットファイルが裂けることがあり、使うのをやめました。

最終的にはA3に印刷しなおした課題を普通のリングファイルに綴じることにしました。結局これが一番楽でした。
A2でもらった課題の原本はダブルクリップで留めて、A2のクリアファイルに保管していました。
リングファイルは青・緑・黄色の3色購入し、それぞれ過去問、課題前半分、課題後半分に分けて使用していました。

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中身はこんな感じです↓

画像13

ちょっとしたことですが、インデックスをつけると分かりやすくなるのでおススメです。
資格学校で配られた教科書にもインデックスを貼った方が使いやすいですよ!
インデックスはラミネートタイプを2色使いしていました。

リングファイルなので資料に穴を開けて綴じてるんですが、穴のところが破れてしまうので、丸穴シールで補強したりもしてました。

■リュック
私は資格学校まで電車で通っていました。
A2サイズの製図板を毎回運んでいましたし、荷物も多かったです。
そのため両手の空くリュックで行動していました。
私は製図用具一式を入れたBOXをそのままリュックに突っ込んで持ち運んでいました。
リュックはすこし大き目なものが良いと思います。
私はマザーズバックとして普段から使っていたものを使用しました。

■クッション

製図開始早々に腰痛を発症したので、気休めですがこちらのクッションを購入し、学校で使用していました。
試験当日も持参し使用しましたが、気づいたときには足元に転がっていましたw

■スタイルプレミアムデラックス(椅子に置いて使う姿勢ケアシート)
産後に腰痛が酷かった私を見かねて、母が買ってくれたものです。
産後使用したきり仕舞ってあったのですが、製図の勉強を始めて腰痛が再発したため、引っ張り出してきました。
腰痛に効くストレッチや腰痛防止の筋トレもしていたので、これだけの効果ではないと思いますが、このスタイルプレミアムデラックスを使うと腰の痛みが楽になりました。今も使っています。これからも使う。
自分では買えない値段なので、母に感謝(というか高すぎてびっくりしている)。

使わなかったもの

購入して使ってみましたが、結局合わなくてやめたものもあります。

■軽いシャープペン
友人に勧められてグラフ1000フォープロ、パパ魂さんのブログをみてスマッシュなどを購入してみましたが、どちらも私には軽すぎてダメでした!!!
これは完全に好みの問題ですね。私はシャープペンは重い方が書きやすかったです。
重いと疲れるという方もいるので、試してみると良いと思います。

■濃い芯
友人に勧められて濃い芯も買ってみたのですが、私は筆圧が結構強かったのでBがちょうど良かったです。
これも完全に好み。

■エスキス用のフリクション
フリクションのグレーやフォレストグリーン(0.4mm)なども購入してエスキスに使用してみましたが、結局シャープペンでやるのが性に合っていました。
ちなみにグレーを使うアイディアは一級建築士になりたいの著者であるヒヅメさんを参考にしました。

フォレストグリーンは、受験生仲間のわっちーさんがフリクション天下一武道会(笑)を開催していたので参考にしました~!

■3L-Griffit 三角定規
デンマークのメーカー「Linex」のグリフィットシリーズの三角定規です。
パパ魂さんがおすすめしており、チートアイテムとまで言っていたので、メルカリでクリアカラーの黄色を購入してみました!(3点セットで1000円くらいでした。)
が、フリハンに転向したためまったく使わず、、、
立体的な三角定規で小ぶりなため、小回り効きそうです。
気になる方はパパ魂さんのブログをチェックしてみてください!

■手袋
フリハンの人は手袋必須とのことで購入して試したのですが、合わなくてやめました。
手袋をしているとシャープペンが滑る気がして、握るのに力が入りすぎて逆に疲れてしまいました。
また、手袋をしていても図面は汚れる気がしたので、手袋する意味がそこまでないように感じました。
「手と用紙が擦れて手が汚れる→汚れた手と用紙が擦れてさらに図面が汚れていく」の延々ループなので、1時間に1回くらいのタイミングでウェットティッシュ手を拭くようにしていました。これが一番汚れない気がしました。
アルコールタイプの方がすぐ揮発するのでおすすめです。
手を拭くタイミングで図面を俯瞰して見れましたし、ちょうど良かったです。
試験当日も何回か手を拭いた気がします(最後の方は手を拭いている余裕なんてないけど)。

使用が禁止されいるもの

■印やシールのついている定規
サンスケやVANCOの柱型に印やシールをつける工夫が数年前に流行っていたそうです。
現在は禁止されていますので、ご注意ください。

■耳栓
試験会場内での耳栓の使用は禁止されています。
試験当日は周りの雑音とも戦わねばなりません、、、

使った参考書・図書

参考書はいくつかは購入しましたが、意外と図書館で借りて済むものもありました。
買う前に図書館を覗いてみることをおすすめします。

■法令集(TAC出版)
製図試験でも法令集をかなり使いました。
防火設備や採光についてなど、分からないことは必ず自分で法令集で確認していました。

■製図試験のウラ指導(教育的ウラ指導出版)
何度も紹介していますが、建築技術教育普及センターのHPに掲載されている7年分(現在は8年分)よりも古い過去問や標準解答例を見るために購入しました。
こちらの2020年版には平成18年~令和元年までの14年分の過去問及び標準解答例が収録されていました。
平成26年度以降の合格者の答案やエスキスの手法についても収録されているので購入して良かったです。

■世界で一番やさしい建築基準法
学科試験の時に購入したっきり、学科勉強中は使っていませんでしたが、製図試験勉強中はよく見ていました。
正直、学科勉強中は文章でのみ理解していたため、それが実際にはどういうことなのか、実はよく分かっていないことが結構ありました(高さ制限についてとか)。
この本は図解や写真が豊富でよかったです。

■イラストでわかる建築設備(図書館)
建築設備の参考書。こちらは図書館で借りました。
分かりやすくイラストで設備が紹介されているので、重宝しました。
学科の時にこの参考書を読んでいたら、設備に苦手意識を持たなくて済んだかもしれません。

■コンパクト建築設計資料集成 第3版(図書館)
設計の基本もすっかり忘れていたので、とりあえず図書館で借りてきて、パラパラと眺めていました。
出版されてから15年以上経過していますが、さまざまな分野の建築物が網羅されており、参考になりました。
買うと高いのでまずは図書館で借りてみてはいかがでしょうか?
(設計系の人はみんな持ってるのかな?)

■建築設計資料集成4(図書館)
コンパクト建築設計資料集成とは別に、社会福祉施設が収録してある巻を借りてきました。
出版年が1970年で非常に古いものでしたが、実例建物の平面図がいくつも掲載されていました。

使ってみたかったもの

最近Twitterで一級建築士の試験勉強にiPadを使うと捗るというツイートをよく見ます。
なにやらとても便利そう!!学科試験、製図試験、どちらでも重宝しそうです。
私はiPadなどのタブレットは持っていないので、専ら紙で勉強していました。アナログ。
もちろん紙でも勉強できますが、紙の資料は嵩張るし重いし管理も結構大変ですので、これから勉強を始める方はiPadを使用した勉強方法についてもチェックしみてはいかがでしょうか?

iPadの便利な使い方ははまちゃん先生をはじめ、いろんな方が紹介しています!気になる方はTwitter等で検索してみてください。

まとめ

製図試験勉強中に使用していたものをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
自分に合う道具を見つけるために、道具には惜しまず投資し(資格学校に大金を払ったせいで金銭感覚がバグっていた気もします、、、)、いろいろ買って実際に試しました。

自分が一番使いやすい道具を揃えてみてください!
道具選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
あなたの合格を心より応援しています!

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