【製図試験】もう要点の記述は怖くない!~ 記述研究所 ~
こんにちは、macoです。
令和2年の一級建築士の学科試験に独学3か月で合格し、その勢いで製図試験も突破。ストレート合格しました!
学科試験に3か月で合格したスケジュールはこちら。
製図試験にストレート合格したスケジュールはこちら。
一級建築士製図試験の勉強をしている皆さん、記述研究所ってご存じですか?
ご存じの方も多いと思います。私も受験生時代には大変お世話になったサイトでした!
実は現在、ご縁があって、記述研究所の記事の内容について受験生視点(正確にはもう受験生ではないけど)でチェックするお手伝いをしています!
チェックのために記述研究所の記事を読んで、改めて記述研究所が優良コンテンツだと感じたのでご紹介したいと思います。
※記事作成には携わっていません。私はUPされた記事を読んで、感じたことをお伝えしているだけです。ですので、記述研究所の記事の内容について私にお問い合わせ頂いても、お答えすることはできませんのでご了承ください。
一級建築士製図試験の要点の記述に特化したサイト:記述研究所
今回ご紹介する記述研究所とは一級建築士の製図試験の設問である要点の記述に特化したサイトです。
私が受験生だった令和2年度は3人の方で運営されていました。令和2年の年末頃には休止されていたのですが、現在はnoteにて再スタートしています!ちなみに今は源さんという方がお一人で記事を作成されています。
こちらの記事で参考として紹介した「記述に特化したサイト」が記述研究所のことです。
記述研究所は一級建築士製図試験における「計画の要点等」の記述にのみ特化したサイトであり、ほぼ記述のことしか書いてありません!
どんなサイトか全く知らない方はまずはこちらを覗いてみてください。
一級建築士の製図試験において、記述の点数配分は4割程度とされています(大手資格学校は記述の点数を40点配点で計算しています)。
採点についてはブラックボックスですので実際のところは分かりませんが、記述がある程度の採点のウエイトを占めていると考えられています。
しかしながら、資格学校は記述の指導にはあまり時間を割いていない印象があります。
私が受講した学科合格後からスタートするコースでは、記述指導には時間を割いていませんでした(他にやることが多すぎるしね、、、)。
記述の資料があるのと宿題で数回出たくらいです。
(もしかすると長期クラスでは記述もがっつり指導があるんでしょうか?)
資格学校は基本的にエスキスと作図について重点的に指導していて、要点の記述については正直あまり指導してもらえない(一応添削はしてもらえます)ことが多いと思います。
そして、受験生の方も記述の勉強には時間が掛けられないのが実情ではないでしょうか?
特に初受験生は、前半は作図スピード強化、後半はエスキス地獄に苦しむことになり、記述の勉強になかなか時間を取れない方もいると思います。
ですが、この記事でも書いたとおり、一級建築士製図試験のランクⅠ(合格)とランクⅡ(不合格)の差は個人的には記述力の差なのではないかと思っています。
ランクⅠに残るためには要点の記述を疎かにしてはいけません(当たり前ですが記述だけできてもダメですよ!)。
要点の記述というのは、自分が作ったプランについて解説するようなものなので、丸暗記だけでは正直乗り越えられません。
大切なのは、設問で問われてることに対して、自分の思っていることを的確かつ簡潔に伝える文章を書くことです。
立派な文章を書く必要はありませんが、記述と図面に不整合があったり、的外れなことを書いてしまうと、採点官により厳しい目で図面を採点されてしまうことを意識してください。
私の記述勉強方法は音声学習が中心だったのですが、わからない単語や上手く文章を書けないときは記述研究所を覗いてキーワードを調べたり、文章の組み立て方を参考にしたりしていました!
私の記述の勉強方法はこちらで詳しく紹介しています。↓
記述研究所のココが良い!
記述研究所の良いところは図が豊富なところです。
記事中の図は記述研究所のオリジナルの図で、とても見やすいんです!
用語集も図を使って解説されているので、特に設備の用語集は設備が苦手な受験生でも分かりやすいように工夫されています。
受験生時代は環境負荷低減が苦手で、いまいち理解ができていなかったのですが、記述研究所の記事を改めて読んだらすんなり理解が深まりました。
また、記述研究所では過去の要点の記述の問題についても分析されています。
こちらの記事でも軽く触れていますが、新出問題は他の受験生も解けないことが多いので、たとえうまく書けなかったとしても正直なところ合否に差は出ません。
ですが、過去に出題されている問題については、資格学校ではきちんと対策されていますし、答えられるようにすべきです。
要点の記述で過去にどのような問題が出たのかを知りたいという方にも、記述研究所はおすすめです。
記述研究所のおすすめ記事
記述研究所の記事は大きく分けて4つあります。
「用語集」、「基礎編」、「基礎ドリル」、「応用ドリル」です。
記述研究所の記事はすべて良い記事なんですが、私が特に推したいのは基礎ドリルと応用ドリルです。
基礎ドリルは記述が苦手な方には是非ともやってほしいです。基礎ドリルの狙いは以下の通りです。
基礎ドリルでは本試験よりも短い解答となる設問をたくさんこなすことで、基本的な例文を覚えていきます。
この”短い解答”が基礎力を鍛えてくれます。
書いているうちに意味が分かりにくい文章になってしまう方や、文章の組み立てが崩れてしまいやすい方は、短い文章で簡潔に問いに答える練習を重ねる必要があります。
設問に対して、短い文で構わないので確実に答える練習をすることで、的を射た解答を書けるようになっていきます。
応用ドリルはまだUPされていませんが、より本試験に近い解答を練習できるような内容になっています(昨年はそうでした)。
応用ドリルは課題発表後にUPされる予定だそうです。
↓詳しくはこちら。
私は記述が得意な方だったのですが、苦手な分野は基礎ドリルを重点的やってから応用ドリルに、比較的得意な分野は応用ドリルで軽く確認するという使い方をしていました。
記述が苦手な方は用語集や基礎編からやると理解が深まり、苦手意識が消えると思いますよ!
まとめ
記述研究所についてご紹介しました!
記述研究所は今年からnoteで改めてスタートし、メインの記事は有料になりました。
私が受験生だったら間違いなく記事を購入していたと思います。
全部購入するも良し、苦手分野のみ購入するも良し、自分の状況に合わせてうまく活用してみてくださいね!
あなたの合格を心より応援しています!
おまけ
源さんからお手伝いの件を打診をされた時は数年ぶりに復職したばかりで、平日は自分の時間がほぼ取れずにいました。
対価を頂かないとは言え(むしろ対価を頂いていないからこそ)、引き受けるからには中途半端にはできないと思ったので悩みました。
引き受けた理由としてはいくつかありますが、一番大きな理由としては、次の受験生の方々の助けになることをしたいと思ったからです。
自分のnoteでは体験記的なことを中心に情報発信していていますが、昨年自分がお世話になった記述研究所というコンテンツに協力することで、もっと受験生の方々を助けることができるのではないかと思いました。
(あと、記述研究所の有料記事を読みたかったという下心もあります。小声)
悩みましたが、引き受けてよかったと思っています!
微力ですがこのnoteや記述研究所のお手伝いを通して、一級建築士を目指す方の助けをしていけたらと思っています。
引き続きよろしくお願いします!
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