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iOSDC Japan 2019 に参加してきました #Zaim

iOS チームの @macneko です。
2019 年 9 月 5 日(木)〜2019 年 9 月 7 日(土)に開催された iOSDC Japan 2019 に参加してきましたので、レポート記事にまとめました。

iOSDC への思い

iOSDC は 3 年連続での参加となりますが、毎年趣向が凝らされていてセッションはもちろんのこと、ノベルティやイベントグッズも楽しみにしています。
その中でも特にパンフレットが好きで、iOS アプリ開発を始める前は印刷の仕事をしていたこともあり、絵文字がたくさん使われている Twitter ID やセッションタイトル、概要をどう紙面に落とし込んでいるかというのが、最近の注目ポイントでした。

その気になっている様がこちらです。

なんと主催の長谷川さんから回答をいただけましたた。

なるほど、そうなりますよね!
昔の苦労を思い出して、いいねを 1 万回ほど押したい気持ちになりました。

会場の雰囲気

今年は天候にも恵まれ、チェックイン数が初めて 1000 人を超えたそうです。
そのためか会場がどこも混んでいて、「こんなに iOS アプリ開発に関わっている人がいるのか…」とちょっとびっくりしました。

朝食としてかなりの数のドーナツが用意されていたのですが、私が参加した両日ともすぐになくなっていました。
私は早めに会場入りしてこともあって無事ゲットでき、無限コーヒーと一緒に美味しくいただきました。
甘いもの、最高ですね。

コミュニティスペースにドリンクスポンサーが用意してくださったお水がたくさん設置されていて、ありがたかったです。
このサイズのペットボトルだと飲みきれるし、持ち運びも楽だし、セッション中にテーブルの上に置いても邪魔にならないし、いいですね。

ノベルティを配布&勝手に置いていいよスペースもあり、たくさんの人が訪れていました。

スポンサーブースもたくさんあって、常に人でいっぱいの状態でした。
人が多すぎて写真撮れなかったぐらい賑わっていましたね。
みなさん楽しそうでした。

これだけのものを用意して運営できるスタッフの皆様、すごいですね。
文化祭っぽさがあってとても楽しかったです。

個人的に刺さったセッション

参考になるセッションがたくさんあったのですが、その中でも個人的に刺さったセッションをいくつか紹介します。

ライブラリのインポートとリンクの仕組み完全解説

インポートやリンクにまつわるエラーの仕組みを紹介されていました。
よく出くわすんだけどいまいち原因がわからなくて、なんとなくググって対応してしまいがちなこの種のエラーに対して、なぜ起きているのか、どう対応すればいいのかという道筋を見せてくれるセッションでした。
以前 C と C++ で書かれたソースコードを Swift から利用可能にするためのフレームワークを作ったことがあるのですが、そのときに知っておきたかった内容でした。
明日からでも利用できる最高の内容でした。

iOS アプリのリジェクトリスクを早期に発見するための取り組み

審査までの工程の中でなるべく早くリジェクトリスクを検知し、手戻りが発生したときのコストを減らす仕組みを紹介されていました。
チェックツールは fastlane プラグインで作っているとのことでした。
Review ガイドラインの更新を diff で細かくチェックするという方法は、変更されたところだけを確認すればいいので、短時間でチェックができていい方法ですね。

カスタム Instruments でアプリをピカピカに!

Instruments の基本的な使い方からはじまり、カスタム Instruments、CLIPS による Modeler の自作までを紹介されていました。
Instruments は自分なりに使ってはいたものの、カスタムはしていなかったので、とても参考になりました。
アプリのヘルスチェックをして健康に保つために、Instruments をもっと使っていきたいですね。

ソーシャルライブサービスにおけるデジタル化粧の仕組みと実装

リアルタイムで配信されている動画の人物にデジタル化粧をどう施すかを紹介されていました。
いまさらなのかもしれませんが、iPhone でここまでできるのかという驚きがありました。
Apple が標準で用意している CoreImage の Filter も使われていて、他にどういうものがあるのか調べてみようと思いました(興味のある方はAppleのドキュメントをご覧ください)。
また途中で Photoshop の話が出てきて「画像加工っていったらそうだよね」って一人で合点していました。
Photoshop のフィルターが参考になることもあるとのことだったので、それら模倣するようなフィルターを自分で実装するのも面白いかもしれませんね。

iOS 12 以下で Dark Mode に対応した地獄の話

個人開発しているアプリをダークモードしたときのつらみを紹介されていました。
iOS アプリ開発者なら避けては通れないダークモード対応について、ヒントを得ることができました。
懇親会でもダークモード対応の話を他の方がされているのを小耳に挟んだので、立ち向かっていくぞ…!

最後に

今年も最高に楽しい時間をすごすことができました。
スピーカーの皆様、スポンサーの皆様、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました。
また来年も会場でお会いしましょう!

おまけ

私がスタッフとして参加している iOSDC Reject Conference が今年も開催されます。
聴講枠は抽選が終わってしまっていますが、登壇枠、I will blog 枠、Twitter 実況枠は若干のアキがありますので、ふるってご参加お願いします。
会場でお待ちしています!


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