(考察)GH6 79時間耐久Recはなぜ失敗したのか【前編】
こんにちは。まつです。
先日開催されたCP+で面白いイベントをやっていました。
GH6 79時間耐久Rec
「CP+開催期間中、ずっとGH6をRecし続ける」というシンプルなチャレンジです。
GH6の様子はYoutubeでも公開されていました(今は非公開となっております)
しかし、結果から言うと失敗。
始まって(おそらく)29時間40分ちょっとで停止しました。
その瞬間を見ていた方曰く、「Rec停止前にちょっと画面が揺れた」とのことです。
それ以降何度か条件を変更(SDの交換、CFexpressカードでのRecなど)をしますが、記録は伸びるどころか回を重ねるごとに短くなっていきました。
一応事前テストでは上手くいったらしいのですが、ちょっと残念でしたね。
実際の用途で79時間録画し続けるような状況があるかどうかは不明ですが、うまくいかなかった原因がすごく気になります・・・
なので、こんなことを思いつきました。
「GH5M2でRecし続け、その様子をもう1台のGH5M2で配信し続ける」というリベンジマッチです。
またそれにより、SDに原因があったのか、GH6に問題があったのかも原因解明の一助になるのではないか(ただの興味本位)と思い、挑戦してみることにしました。
このときは思いつきの企画で、ドラマ的な結末を迎えるとは誰も思いもしませんでした…
GH5M2 耐久Recチャレンジ
録画し続けるGH5M2(レコm2)の設定
レコm2はこのような設定で撮影に
・MOV 4K 420 10-L 59.94P
・AF AFS
・手ブレ補正 OFF
・M動画(SS1/60 F1.8 ISO1600)
・音声ミュート
・ループ記録
・SDは「ProGrade V60 256GB」(フォーマット済み)
・AC+カプラー(純正)で電源供給
・TCはRec中にカウントが進むように設定
ライブ配信し続けるGH5M2(ライブm2)の条件
ライブm2については
・配信画質は一番高画質な FHD 60P 16M
・Wifiでカメラ本体からAPにつないで直接Youtubeにライブ配信
・USB-Cで給電し続ける
ライブ配信&耐久Rec開始
2024年2月25日19:45ライブ配信開始、20:00録画開始します。
そして、ライブ配信するなかで気づくことがいろいろありました。
ライブ配信に便利なタイムスタンプ機能
GH5M2に搭載されている「ライムスタンプ記録」(最近のGH6やS5IIには消えてしまった)は、撮影日時を表示する機能なんですが、ライブ配信する場合に特に便利だなと思いました。
GH5M2本体で直接ライブ配信する場合に必要なデータ通信速度
ライブ配信中のライブm2のトラフィックを観測してみると、だいたい11Mbps~12Mbpsで安定するようです。
知っておくと、必要なデータ通信速度や使用するデータ通信量が分かるので良いですね。
ライブ配信12時間経過後に異変が・・・!?
2/26 8:04
録画開始から12時間、ここまでは順調でした。
同日 8:12(配信開始から約12時間25分後) ライブm2がWifiを見失います・・・
再びWifiに接続できればライブm2は自動的にライブ配信を再開できるのですが・・・
暫く放置しておりましたら、Wifiを掴めず勝手にライブ配信を終了してしまいました()
実は、APがGH5M2から少し離れた位置にあったため、電波が不安定だった物と思われます。
そこで、APを近くに設置し直して、配信を再開します。
ここまで、ライブ配信は一旦終了してしまったものの、レコm2の記録は続いています。
さて、
「GH5M2耐久Rec&ライブ配信リベンジマッチ」
結末はどうなるのでしょうか・・・?
(続く)