(考察)GH6 79時間耐久Recはなぜ失敗したのか【中編】
さて前回ひょんな思いつきで始めた
「GH5M2耐久Rec&ライブ配信リベンジマッチ」ですが・・・
前回はWifiの不調により、配信開始から約12時間後、ライブ配信が一旦終了してしまいました。
GH5M2耐久Rec&ライブ配信 V2.0
そこで配信枠を立て直し、再び配信を再開しました。
【考察】CP+でGH6が配信してしまった原因は?
さて、GH5M2の記録は続いているわけですが、GH6が約29時間40分で終了してしまった原因を考察してみます。
まず、考えられるのはSDカードの不良。
しかし、失敗後にSDカードを他の物に交換、またCFexpressカードに変更してもRecが上手くいかなかったことからその可能性は低い気がします。
次に思いついたのはGH6本体の不良。
カードを交換してもRecが上手くなったということはその可能性が高いような気がしました。
そんなことを考えておりましたら、このような書き込みをみつけました。
「ループ記録」(書き込みながら、カード容量がいっぱいになったら古いデータを消去しながら記録をつづける機能)の機能は、記録と削除を同時に行うため、撮影する動画画質のビットレートの2倍に相当する書き込み速度のカードが必要とのことです。
私も公式に準じて200Mbpsで撮影していたので、
200Mbps×2/8=50MB/sの書き込み速度できれば間に合うと考えられます。
つまり60MB/sの書き込み速度保証するV60のSDカードであれば、理論的には止まらないはずです。
とはいえ、このループ記録が上手くいかず、何かしら悪い影響を及ぼしているのでは?と考えました。
ループ記録のタイミング
さて、ループ記録が重要と言うことなので、ではいつのタイミングでループ記録しているのかを書き出してみます。
公式のGH6も私が録画していたGH5M2も、空の状態で記録できる時間は2時間46分でした。つまりどちらも256GBのSDカードで同じ記録設定を使っていたということです。
つまり、公式は29時間40分後に記録を停止したので、10回目のループ、11回目のSDへの記録中に停止したと考えられます。
なので、とりあえず、ループのタイミングに気をつけながら、観測していきます。・・・といいつつも、ちょうど私はこの日から出張で不在となり、Youtubeで見守るだけの配信となります。
ライブ配信の記録
2/26 PM8:00 GH5II 連続24時間Recに成功します。
2/27 AM 5:20 連続33時間20分達成(CP+のGH6の記録を超える)
2/27 14:52 視聴者さんからの連絡で、ライブm2が停止したと連絡を受けます
しかし、私も出張中のため実際に確認できない…
とりあえず配信は停止してしまいましたが、レコm2は記録を続けている可能性があります。
そこで、在宅している妻に現状確認をしてもらいました。
2/27 PM3:43(記録開始から43時間43分) レコm2生存確認
確認してもらったところ、レコm2は問題なく録画を続けていました!!
また、ライブm2も青枠がついているので、カメラ自体は配信を続けようとしていることが分かりました。
つまり、カメラの問題ではなく、「Youtubeによる制限により配信が止まってしまった」可能性が高いことが分かりました。
闇雲にライブ配信を再開すると垢バンされる可能性も考えられたため、そこからは定期的に妻から写真を送ってもらって、XでRec状況を報告することにしました。
2/27 PM8:00 総Rec時間48時間達成
2/28 AM8:21 総Rec時間60時間達成
2/28 PM9:23 総Rec時間73時間達成
29日の深夜3時にCP+でGH6が達成できなかった79時間連続録画達成となります。
そして運命の2/29の朝。
妻から送られてきた写真を見てみると・・・
問題なく録画は続いていました!!!!
ということで Rec時間84時間達成しました!
なぜライブ配信が停止してしまったのか?
さて、なぜライブ配信が止まってしまったのか調べていると、このようなことが分かりました。
なんと、配信時間が24時間を超えると自動的に配信がストップしてしまうとのこと。
また、12時間以上のライブ配信を超えるとアーカイブに残せず、配信者自身もその映像を閲覧することはできなくなるそうです。
逆に言えば、配信時間が12時間に収まっていれば何も問題ない(アカウントバンされる可能性もない)と分かったので、GH5M2連続Rec100時間達成を区切りとして、その瞬間をライブ配信することにしました。(続く)
84時間連続Recに成功したSDカード
その上位モデル