Heipi 3-in-1 トラベル三脚のレビュー
先日クラウドファンディング makuake で購入した、Heipiの「3 in1 トラベル三脚」が届きました。
バッグは撥水性のある生地で質感はいい感じ。
とても小さく軽いのがとても嬉しいところです。
私はスーツケースにも入りました。
手持ちのBenro Cyanbird雲台を三脚につけてみた様子。
気になるのが、三脚を分離して使用するときには、サブ三脚をメイン三脚に固定する輪っか状のリング(センターコラムロック)を外して、別途保管しないといけないことです。
紛失や破損の危険性があるのでここはちょっと気になりました。
さて、ここまでは、どこにでも書いてあるようなレビューです。
ここから私がいろいろと気づいた部分を書いていきたいと思います。
良いポイント① 考えられたバッグ
三脚バッグの真ん中がバックルになっており、左右に分かれることができます。
これを可能にした理由を察するに、ウエイトの紐に引っかけられるようにするためではないかなという気がしました。
なかなかこのような機構はないので便利ではないかなと思います。(外れやすくならなければ)
また、この持ち運びするための部分を外すことが出来ます。
Heipiと書いてある部分が持ち手のようにできます。
そこに紐を通してバッグなどにくくりつけるような使い方もできそうです。
気になったポイント① 多機能さと取扱説明書
残念なポイントとして感じられるのが「多機能すぎる」こと。
何がデメリットなのかわかりにくいかもしれませんが、初見ですべての機能を把握することはほぼ不可能です。
また、こちらの製品、取扱説明書が付属しておりますが、ネットで公開されておりません。
メーカーに念のため確認しましたが、「web上では公開していない」旨の回答を頂きました。「取り扱い説明動画を見てください」とのことです。
なので、いざという時に、使いたいときに「どう使うんだっけ?」と使えない可能性があります。
取説はいつでも見れるようにカメラで撮っておくと良いかもしれませんね。
気になったポイント② 3in1三脚ではあるけど、1雲台
確かに三脚は2つあって、3パターンにできるのですが、雲台は1つしかありません。
この製品のみで可能なのは、
「一体化してウェストポジションで撮影しているときに、ローアングルで撮りたいと思えば、サブ三脚を取り外してローアングルで撮影できる」というだけです。
つまり、分離させて2つの三脚を使用する為には出かける時に必ずもう一つ予備雲台を持っていかないといけない訳で、「カメラを2台(もしくはスマホとカメラ)持っているからと言って、その場の思いつきで2台体制にはできない」という点が結構注意しないといけないところだなと思いました。
また、付属の雲台も自由雲台なので、ビデオを撮影したいならビデオ雲台を持っていかないといけない点にも注意です。
気になったポイント③ 開脚と角度の調整
前述の2つは自分が気をつければどうにでもなることです。
しかし、ここが一番使っていて心配な部分でした。
三脚といえば、脚の開脚を何段階か調節できると思います。
このHeipiの三脚も調整できて、メイン三脚は3段階の調節が可能です。
しかし、この三脚、脚だけ見ても「今何段階開いているか」が分からないのです。
私が所有している他の三脚はどこかのパーツを見れば、どれだけ開いているかが分かる構造になっておりました。
しかし、HEIPIの三脚は何段階開いても見た目は一緒なので、「1段階目だけ開いたつもりが2段階開いていた。3本とも脚を開いたら水平にならない」といったことが何度も起こりました。
ここは今後使っていけばなれることのできる部分なのか一番心配なポイントです。
メーカーへ問い合わせたことの覚え書き
あとは個人的に気になってメーカーへ問い合わせたことがあったのでそれを覚え書きで書いておきます。
Q.makuakeの製品ページには2年間保証と書いてあるが、製品には保証書が入っていなかった。破損などがあった場合どうしたらいいのか?
Q.センターコラムロックだけ別途販売の予定などはありますか?
とのことでした。
ということで、いろいろ書きましたが、いろいろな方がレビューされており、正直良いことは書かなくても他の人が言っていると思うので省略しました。
私自身も、これほど小さくしっかりとした多機能な三脚は初めてですごく感動しておりますし、旅行などで実際に使ってみるのがとても楽しみです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
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