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国内にとどまらず、アジア太平洋の社会課題にも取り組み始めます。

——日本は、世界から見ても「社会"課題"先進国」である。

その事実を知っている人は、いったいどれくらいいるんだろう。
技術・経済の発展において、アジアの旗振りをしてきた日本は、2025年問題をはじめとし、多くの課題が今後さらに浮き彫りになっていくことが予測される社会課題先進国だ。

これまで見て見ぬ振りができていたことも、もう逃げられないところまできている。目に見えて、これからもっと、課題は山積みになる。
課題から逃げ切れる世代と、今まさに生き抜いていかなければならない世代とで、きっと「選択」の仕方も変わっていくだろう。

そんななか、それらの課題に立ちむかう国内の社会起業家や非営利セクターで活動する人たちも増えはじめているように思う。
けれど彼ら・彼女らは、文化や宗教だけでなく「言語(英語)」という大きな壁により、世界中の最新情報を受け取ることができず、世界的に見ればすでに一歩遅れた課題解決方法を実行して、足踏みをしているシーンが多くあるように見える。世界の動きを知らないがゆえに、同じことを繰り返してしまっているというもったいなさが生まれていることもあるかもしれない。

そこでわたしたちmorning after cutting my hairは、アジア太平洋の様々な課題に取り組む人や団体を支援・育成するEarth Companyと共に、アジア太平洋の未来に変革をもたらすべく並外れた求心力と影響力で社会変革をもたらす社会起業家たちをIMPACT HEROと呼び、彼らを支援するとともに、日本国内でのPRに協力することにしました。

/// PR and Consulting

未来を託された「希望の星」に光を

Earth Companyの活動、IMPACT HEROの活動の周知に伴う国内での講演会の設計や、戦略的にPRしていくためのSNS運営管理とペルソナ作り、ガイドライン作り。さらには、国内社会起業家向けツアープログラム作りを行います。

日本の社会起業家や、関心をもっている人たちが世界の事例に触れる機会を増やすことで、日本国内の社会課題の解決を加速させることができればと考えています。


/// Project story

国内で社会課題解決に向かう活動をしていて、本当にこのままでいいのかな?と漠然とした不安がありました。

私は2017年はじめ、防災に特化した非営利団体を運営しながらふと「私が考えるその解決策や視点がすごく狭いのではないか」と感じ始めていました。たぶんこれは、自分の活動が少し落ち着き、自分や自分の団体を俯瞰することができる余裕ができたことがきっかけだったんだと思います。

そこから、国内だけでは情報が足りなくて判断しずらかったこともあり、お世話になっていたバリを拠点にテクノロジーを通して途上国支援をされているコペルニク代表の中村さんに相談したところ「Earth Company」という団体があることを教えていただきました。それから「Earth Company」の代表のあすかさん、ともさんが帰国するタイミングで少しお時間をいただき相談させていただき...それからはあれよあれよと魅力に引き込まれバリに行っていました。

彼らも拠点はインドネシアのバリ島、そのなかでも"ウブド"というエリア。

そこは、ITやテクノロジーの聖地がシリコンバレーならば、社会起業やソーシャルイノベーションの聖地と呼ばれ、世界中から社会起業家が集まっている場所でした。

環境問題の最新の情報が飛び交うだけでなく、それぞれが行動者であり、お互いにアドバイスしあうコミュニティができていました。それだけでなく、環境問題に関して取り組む団体はそれぞれがすでに行動を起こし社会へアプローチしはじめていたり、ライフスタイルにそれを取り込んでいたり。

正直なところ...言葉だけ、形だけではない団体をすごく久しぶりに見ました。

それからたくさんの起業家に会い、バリだけでなくアジア太平洋にはたくさんのチェンジメーカーたちがいることを知り、そして彼らの取り組む課題の範囲の広さやそれが大きく社会に影響することを知り、何か私にもできることはできないかと考えたのがきっかけです。

国や言語、宗教や文化など関係なく、
これからの未来を担うヒーローの活動がたくさんの人に届くように、わたしたちmorning after cutting my hairもお手伝いをしていこうとおもっています。

Written by Misaki Tanaka


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morning after cutting my hair.inc
Consulting for Social challenges with Love. based in TOKYO & SHIGA, JAPAN. ///// 世の中にある「課題」に挑む人たちの想いを伝え、感動と共感の力で、『人の心が動き続ける社会』をつくる。