【長時間トランジット】中国のグレートファイアウォールの中でも頑張ってスマホ・PCで暇を潰す
はじめに
この記事はトランジット8時間の最中、北京国際空港の待合スペースで絶賛書いているものである。
トランジット中に次の乗り継ぎ便で見る映画とかオフラインで保存しておくか!と思い、北京国際空港のWi-Fiに繋げたら、GAFAMのサイトが閲覧できない。
・・・え、Prime Videoとか、YouTube Musicとか"オフラインでも使用可能"にできないじゃん。
中国のグレートファイアウォールは、あまりにも強烈すぎて西側諸国のヒト、SNS中毒に陥っているヒトには、”詰んだ状態”に持って行かれてしまい、発狂寸前まで持っていかれたので、なんとか時間を潰した記録をここに残しておく。
なお、本記事はいつもお世話いただいている方々にも相談し、アイデアを出していただき、実際にその場でアクセスできるかどうか確認したものである。ご協力いただいた方には心からの謝辞を示すとともに、ここに記して示します。
とはいえ、出国前に考えておくべきこと
やはり中国のeSIMの購入を検討するべきである。トランジットであっても中国だけはeSIMを1日分だけでも契約しておいた方がいいと思う。eSIMはなぜかグレートファイアウォールを回避できた。1000円くらいで契約できる。速度もまあまあ。
1000円でストレス抱えずに済むのだ。安いもんだ。
ついでに携帯会社が「海外安心〜」みたいなオプションを用意しているが、大抵eSIMの方が安くつく。どうせ次のフライトの暇つぶしの仕込みをするだろうし、eSIMにしておいた方がいいのでは?
あと、中国国際航空(エア・チャイナ)を使おうとしている方々におかれては、中国国際航空のWi-Fi は機体によっては航空会社がチョイスした映画やドラマのみしか見ることができない。自分の見たいサイトにはアクセスできないので、離陸前の時点でコンテンツはあらかじめオフラインで使用可能にしておくこと。
以下は、いや!それすら勿体無い!私は無料公共Wi-Fiで粘るんだ!という人向けの記事である。
Baiduのサイトをお気に入り登録しておく
中国ではGoogleが使えない。というかGAFAMのサービスはほとんど使えない。これが相当厄介である。
一番厄介なのは我々は普段Google Chromeを使っていたりデフォルトの検索エンジンがGoogleだったりYahoo!だったりすることだ。すなわち、中国でも見れるサイトを探そうとしても検索した時点で弾かれる。終わりである。
中国の検索サイトはBaiduが有名。だからと言って北京でBaiduとアドレス欄から検索しても、Google検索なので弾かれる。
Baiduは以下のURLなので、事前に控えておいたり、お気に入り登録しておいた方が良い。
日本語検索もなんとなくできるので、ここからネットサーフィンするのも良い。
当然noteも弾かれるのでこの記事で載せたURLはお気に入り登録しておいた方がいいです。
見つけた暇つぶしサイトのまとめ(一例)
以下は一例ですので、他にもあったらコメントで教えてください。
青空文庫
本が好きなら、もう大丈夫。青空文庫は繋がる。
走れメロスを読んでみたが、さながら金盾が邪智暴虐の王に見えてきた。
https://www.aozora.gr.jp/GitHub
GAFAMだが意外と繋がる。デフォルトサーバだとHomebrewの更新はできないので注意。清華大学を指定しないとダメらしい。
https://github.com/GeoGuessrなど
これが意外と繋がる。地理に興味があれば。
https://www.geoguessr.com/ja
当然、クッキークリッカーも大丈夫
https://orteil.dashnet.org/cookieclicker/
みんな大好き*io系ゲームもいける。
http://slither.com/ioSuno AI
最近人気の音楽生成サイト。中国発だから使える。
SoundCloudは弾かれます。
https://suno.cn/bilibili動画
言わずと知れたニコニコ動画のパクリサイト。
・・・多分、このサイトは中国の若者にとっては革命だったと思います。
https://www.bilibili.com/
というわけで、これくらい見つければどうにかなると思います。
大事なのはBaiduのサイトをお気に入り登録しておくこと!それさえすればあとは大丈夫なはずです。
せっかくの旅なのです。道中に嫌なことがあっていいはずがありません。
上記のような対策をして良き旅を。
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