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転職に必要な三大項目 その2-② 現状の自己分析について~バリュー~
転職活動を行うにあたって、意外と軽視されがちな自己分析ですが、その中でも特に軽視されがちなのが、自身の価値観です。
これをお伝えすると、「転職活動に価値観って必要ですか??」と首を傾げられる方もいますし、「自分は価値観に合った会社選びはできている!」とおっしゃる方もいます。
どちらにしても、自分の深いところの価値観を理解して、それに合う企業選びをしている方は少ないと感じています。そして、多くの方が価値観が合わない職場に転職して後悔される姿をたくさん見てきました。
今回はこの価値観について考えていきましょう。
まずは、どうして価値観にこだわる必要があるのかについてですが、
同じように、価値観が合わなくて後悔する例として、すぐに思い浮かぶのが夫婦生活です。
新卒での就職活動の時には聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、就職活動は恋愛に似ているところが多いのです。
相手のことをよく知って(企業分析)、自分のことを知ってもらって(自己分析)、付き合い始める(交際開始・または結婚)
しかし、勤務していく中で不満がたまり(一緒にいる中で相手の嫌なところが我慢できなくなり、)転職する(離婚する)
ほら、同じでしょう?
転職を考えられる方の多くは、社長や会社のやり方についていけない。上司や職場についていけない。など価値観の相違から転職を決意されることが多いですよね。
つまり、価値観が合わないと長く勤めていくのはストレスや不満の原因にしかならないという事です。
価値観を考えるという事は、いうなればあなたが「何に対して価値を感じるか」「何を大切にしているか」「どのようなことに嫌悪感を感じるのか」を明確にすることだと思ってください。
転職活動において考えるのであれば、「会社が何を大切にしているか」「会社が何に価値をおいているか」をよく把握しておくことをお勧めします。
ここでポイントなのは、優先順位です。
ほとんどの会社が、お客様を大事にする、社員を大事にする、取引先を大事にする、社会に貢献する、などのような言葉を使っていますし、実際に考えていると思います。
しかし、その優先順位がどうなっているのかが、会社によって価値観が大きく変わるところです。
この優先順位も含めて、会社側とプラスの価値観(大切にするもの、考え方)などが一致していないとミスマッチが起こりやすくなり、再度転職活動を考えることになる…という事が起こりやすくなります。特に大事なのは、プラスではなく、マイナスの価値観が合わないかどうかです。
「どのようなことが許せないのか」「どのようなことで嫌な気分になるのか」
仮にお客様を大切にしたいと考えられているAさんがいたとしましょう。
給与面で不満があったため、雇用条件や給与希望が合致する企業を転職活動中に見つけ、すぐさま今の会社から転職しました。
しかし、実はその企業は、業績アップの優先順位が何よりも高いため、表向きはお客様のためといいながらも、実際は自社の利益を優先するような提案や販売を行っていたことを入社してから知ってしまい、Aさんはそんなことはできないと上司に訴えましたが会社の体制だからとその訴えは無かったことにされてしまいました。
Aさんはこの職場で務めるのは無理だと悩み続け、ストレスから不調をきたしてしまったため短期間のうちに転職活動を行う事となってしまったのです。
極端な例ですが、このようにマイナスの価値観が一致していないと条件面だけは一致していても長く勤めるのは難しいのです。
この機会に、改めて考えてみてください。
「あなたは、職場でどのようなことが起こったら許せないですか?」
「あなたは、仕事をしていて、どのようなことで嫌悪感を覚えますか?」
価値観は自分一人で考えているよりも、第三者と話していく中で気が付くことが多いため、転職活動をされている方はぜひ一度無料相談をご利用してみてくださいね。