2020年 特別区(23区)Ⅰ類 判断推理(暗号)解説
こんにちは。西川マキです。ブログからの移転記事を載せます。
2020.7.26実施の特別区(23区)Ⅰ類採用試験から、判断推理の暗号の問題です。(№11)
💡問題
ある暗号で「ヒラメハウミノサカナ」が「徒厨稚厚机堀絵仮付侍」で表されるとき、同じ暗号の法則で「ヘコアユ」を表したのはどれか。
1. 「役縦働咲」
2. 「材縦紙叶」
3. 「書町縮培」
4. 「兵児亜湯」
5. 「裕紅仏暗」
💡解く前に…
特別区では暗号問題の出題がマストです。難易度は年によってまちまちですが、この問題の難易度はそれほど高くない方です。
暗号の定番といえば50音とアルファベットです。漢字の暗号とカタカナが、これらでうまく結びつかないか考えましょう!
💡解説
「ヒラメハウミノサカナ」も「徒厨稚厚机堀絵仮付侍」も10文字なので、一文字ずつ対応していそうですね。
漢字の方を、部首とそれ以外の画数で分けて、カタカナを前から順に合わせてみましょう。
徒 3,7 ヒ 厨 2,10 ラ
稚 5,8 メ 厚 2,7 ハ
机 4,2 ウ 堀 3,8 ミ
絵 6,6 ノ 仮 2,4 サ
付 2,3 カ 侍 2,6 ナ
50音表で考えると、サとカは隣同士で、暗号は2,4と2,3なので、
ア カ サ タ ナ … = 2,2 2,3 2,4 2,5 2,6 …
と推測できます😊。ナ(侍)=2,6からも確認できますね。
段の方は、ノ=6,6、ナ=2,6で、
ナ ニ ヌ ネ ノ = 2,6 3,6 4,6 5,6 6,6
となりそうですね。
ヒ(徒)=3,7、ハ=2,7も
ハ ヒ フ ヘ ホ = 2,7 3,7 4,7 5,7 6,7
でイケそうです。
これらから、次のように50音表を作成してヘコアユを当てはめると、正解は「5」となります。
💡ちなみに…
試験本番だったら、上の解説にある「😊」の時点で、ア=2,2になっている選択肢をさがして、「仏」が該当!→正解は「5」でOKです💪