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警察とマフィアに絡まれた話(前編)
人生で初めてパトカーに追われ🚐💨🚓💨
警察に拘束され🚨👮♂️
パトカーに乗せられて連行された🚔
どんなことが起きたのか詳しく話そう。自分たちは南アフリカ🇿🇦からの出国を無事にすませて、次なる国であるボツワナ🇧🇼への入国手続きをしていたところだった。自分たちの車は電気系統に問題が生じて右後ろの窓が閉まらなくなってしまっていたので、荷物が盗まれないように自分1人だけ外に残って車を監視していた。
残り2人が無事に手続きを済ませて、みんなで車に乗り込み、「いざ出発!」という時に黄色いベストを着用したセキュリティがニヤニヤしながら自分たちの車のもとへ近づいてきた。「お前ら、いま車をぶつけただろ?とりあえず車から降りろ」と言われて一度は降りたものの、明らかに自分たちの車とその車との間には十分にスペースがあったし、何より衝突した時に生じる振動を一切感じなかったので、全否定した。そうしているうちにその車の運転手が建物の中から出てきた。(いま思えば、それも図ったようなタイミングだった。) そして自分の車の壊れたナンバープレートを見るなり、「お前らが壊したんだろ!」とその場にいなかったにも関わらず主張してきた。
その後、ドライバーとセキュリティと少し話したが、明らかに状況がおかしい、これは確実にハメられていると思った(というのも、アフリカ各国の国境では観光客や外国人をターゲットとして賄賂を目当てに警察官などが不正を働いていると言うことを聞いていた)ので自分たちは急いで車に乗り、指示を無視して宿泊予定のハボロネ(ボツワナの首都)へと急いで向かった。暗い上に車の故障でワイパーも動かなかったので、危険なドライブだった。その後、誰かが追っては来ないかと不安になりながら走り続けた。自分は、出発してすぐに脇の道に入ってライトを消して様子を見ることを提案した(というのもセキュリティが追ってくる可能性も考慮していたため)が、脇の道は暗くて見えず、草むらのようだったので運転している友人の判断で真っ直ぐ走り続けた。
すると走り続けて10分くらい経ったのち、2つの青色灯が自分たちの後ろからもの凄い勢いで近付いて来るのが見えたのだ。。。。。。(中編へ続く)